「増額予定」、25%。「エン 人事のミカタ」、冬のボーナスについて調査実施

2017.12.20
従業員数299名以下の企業474社が対象

エン・ジャパン株式会社は、同社が運営するサイト『エン 人事のミカタ』において「冬の賞与(ボーナス)」についてアンケート調査を実施し、その結果概要を2017年12月18日に発表した。

『エン 人事のミカタ』は、人事担当者向け中途採用支援サイト。同調査は、同サイトを利用している従業員数299名以下の企業474社を対象に実施されている。

3年連続で「増額予定」が「減額予定」を上回る

調査ではまず、「昨年の冬季賞与支給額と比較して、今年の支給予定額に変動はありますか?」と訊ねている。結果は、「増額予定」という回答が25%に達し、「減額予定」の8%を上回った。同調査では、2015年度から3年連続で「増額予定」の企業が「減額予定」を上回る結果となっている。

「増額予定」と回答した企業に対して増額率を訊ねると、「1~3%未満」が27%、「3%~5%未満」が24%となり、合わせて全体の半数以上に達する結果となった。「増額予定」の企業を業種別で見た場合、「IT・情報処理・インターネット関連」が30%、「メーカー」「サービス関連」が共に27%で、トップ3を占めている。

賞与の査定基準への悩み

同調査では、賞与支給に関する悩みについても訊ねている。

最も多かった回答は、43%の「社員への評価、賞与の査定基準への悩み」。2位には、42%で「賞与の支給 ”額” による社員モチベーションへの影響」が入った。自由回答のコメントとして「評価基準をもっとシンプルで誰もが納得できる内容にしていく必要がある」といった声も寄せられている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

中小企業の「冬の賞与」実態調査 『エン 人事のミカタ』アンケート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/12035.html

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kakimoto