支給額予想、減少派が増加派を上回る。「エン転職」、「冬のボーナス」について調査

2017.12.17
正社員として勤務する3682名より回答を得たもの

エン・ジャパン株式会社は、同社運営の総合求人・転職支援サービス『エン転職』にて「冬のボーナス」についてアンケート調査を実施し、その結果概要を12月15日に発表した。

同調査は、現在正社員として勤務する3682名より回答を得たもの。支給額について減少予想が増加予想を上回るなど、興味深い内容となっている。

「1001名以上」企業の正社員、「支給予定」85%

同調査ではまず、「今年の冬のボーナスは支給予定ですか?」と訊ねている。結果は、67%の方が「支給予定」と回答。業種別に見ると、支給率第1位は「商社」の71%であり、以下「金融・保険」「医療・福祉・介護」と続いている。なお、「1001名以上」の企業に在籍する正社員では、「支給予定」という回答が85%に達した。

支給額については、回答者の51%が「20~49万円」と回答。「50万円以上(50~99万円、100万円以上)」という回答は、23%に留まった。支給額が高い業種はメーカーやIT系であり、企業規模と比例して支給額も高くなる傾向が見られると、エン・ジャパンは考察している。

「使い道」、「貯金」が55%で第1位

同調査では、「昨年と比較した支給額」についても訊ねている。結果は、「上がりそう」という回答は15%に留まり、「下がりそう」が20%で上回った。「上がりそう」と回答した人が多い業種は、「商社」「不動産・建設・設備」「製造業・メーカー」など。「下がりそう」という回答が最多の業種は「流通・小売」だった。

なお「ボーナスの使い道」については、「貯金」が55%で第1位となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

3600人の正社員が答えた「冬のボーナス」実態。 『エン転職』ユーザーアンケート調査 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/12008.html

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石藤明人
石藤明人