求人需要は旺盛。ダイジョブ、2017年10月末時点のグローバル転職求人倍率を発表
2017.12.03
バイリンガルのための転職・求人情報サイトを運営
ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社は、2017年10月末時点のグローバル転職求人倍率をまとめ、そのレポートを11月30日に発表した。
同社は、バイリンガルのための転職・求人情報サイト『Daijob.com』を運営している企業。ここでの「グローバル転職求人倍率」とは、2ヵ国語以上の言語においてビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの。
好調な企業業績を背景とする結果
2017年10月におけるグローバル転職求人倍率は、1.55倍となった。この数字は、前月比で0.22pt増となるもの。求人数も、前月比で3.8%増加。好調な企業業績を背景として、求人需要は引き続き旺盛となっている。
しかし、例年の同時期であれば活発な動きがみられる求職者数については、動きが鈍化したことに同社は注目。やはり好調な企業業績を背景として、現職企業の待遇改善が進んだことで、転職そのものに慎重になった可能性を推察している。
自動車メーカーや製薬会社での採用が活発化
業種別にグローバル転職求人倍率をみた場合、12業種のうち求人倍率が上昇したのは8業種。上位は「電気・ガス・熱供給・水道業」「製造業」「農林水産・鉱業」の3業種が占めた。求人数についても、8業種において前月より増加。特に「製造業」では前月比6.9%増となり、自動車・輸送機器メーカーや製薬会社での採用が活発化している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
バイリンガル求人需要 拡大を続ける一方、求職者の動き鈍る – ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社
http://corp.daijob.com/news/news/20171128
おすすめの記事
人手不足による倒産が上半期だけで182件、小規模事業の倒産が約8割
2024.07.07 - 調査・データ
スマイルモアが「在宅勤務に関するアンケート」調査を実施
2024.06.30 - 調査・データ
学情が「就職活動準備における動画活用」に関して調査を実施
2024.06.29 - 調査・データ