採用活動でのAI活用、41.8%の人が「期待」。ジャストシステム調査

2017.12.03
ジャストシステムが『Marketing Research Camp』で発表

株式会社ジャストシステムは、11月30日、『人工知能(AI)& ロボット 月次定点調査(2017年10月度)』の結果を発表した。

この発表は、同社が運営している情報サイト『Marketing Research Camp』にて行われた。同調査は、15歳~69歳の男女1100名を対象に実施されたもので、企業の採用活動におけるAI活用などについて訊ねている。

「まったく期待していない」は6.0%

同調査では、企業の採用活動におけるAI活用について、13.3%が「とても期待している」と回答した。「どちらかというと期待している」という回答も28.5%に達し、合計すると41.8%の人がAI活用を期待していることが明らかになっている。「まったく期待していない」という回答は6.0%、「あまり期待していない」は16.0%に留まった。

同調査では、教師・保育士・学校事務といった教育に関連する職業について、AIに置きかわる可能性を感じるかどうかについても訊ねている。結果、「将来、AIに置きかわらないと思う」と回答した人の割合は、「塾講師」では29.9%、「保育士」では58.5%に達した。

AIに置きかわる可能性、「バス運転手」は60.0%

パイロット・客室乗務員・航空管制官など運輸に関連する職業についても、AIに置きかわる可能性を感じるかどうかについて同調査は訊ねている。結果、「すべてAIに置きかわると思う」「一部はAIに置きかわると思う」という回答を合計すると、「パイロット」は55.2%、「電車運転士」は66.5%、「バス運転手」は60.0%と、いずれも5割を超えた。

なお同調査は、ネットリサーチサービス『Fastask』を利用して実施されている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

企業の採用活動におけるAI活用に、約4割が「期待している」 – Marketing Research Camp
https://marketing-rc.com/report/report-ai-20171130.html

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