1位はやっぱり「ほかにやりたい仕事がある」。「DODA」の転職理由調査
2017.11.29
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス『DODA』は、転職理由についての調査を実施し、その結果を11月27日に発表した。
同調査は、『DODA』に登録した転職希望者のうち約4万人を対象として、2017年4月から9月にかけて実施されたもの。
同調査では、転職理由について「ほかにやりたい仕事がある」という回答が全体の13.1%を占め、1位となった。2位には9.8%で「会社の将来性が不安」が、3位には8.8%で「給与に不満がある」が入っている。ちなみに「ほかにやりたい仕事がある」という回答は、同調査において12012年上半期より0回連続で1位となっている。
パーソルキャリアは今回の調査結果について、待遇に関する不満を転職理由に挙げる人の割合が上昇したことに注目する。その一方で、仕事内容への不満を理由に転職を希望する人や、幅広い知見を持つゼネラリスト志向の人が減少傾向にあることについても、着目している。
同調査が実施された2017年4月から9月にかけての期間は、最高益を更新した企業のニュースが数多く聞かれた時期でもある。
しかし、社員の給与に対して増益を一律に反映させた企業は限定的であり、その結果が今回の調査結果にも反映されていると、パーソルキャリアは考察。また、「働き方改革」が推進により生じた残業代の減少から「年収に不満がある」と回答した人が存在することにも、同社は注目している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
転職理由ランキング 総合- DODA
https://doda.jp/guide/reason/
「DODA」転職理由ランキング発表「ほかにやりたい仕事がある」が10回連続1位 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/
おすすめの記事
人手不足による倒産が上半期だけで182件、小規模事業の倒産が約8割
2024.07.07 - 調査・データ
スマイルモアが「在宅勤務に関するアンケート」調査を実施
2024.06.30 - 調査・データ
学情が「就職活動準備における動画活用」に関して調査を実施
2024.06.29 - 調査・データ