求人数と転職希望者数、増加。「DODA 転職求人倍率レポート」2017年10月版発表

2017.11.15
年末に向け転職市場はさらに活発になる

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス『DODA』は、11月13日、2017年10月における転職求人倍率をまとめた『DODA 転職求人倍率レポート』を発表した。

同レポートによると、同月の求人数と転職希望者数は共に増加。年末に向けて転職市場はさらに活発になると、同社は考察している。

転職求人倍率は2.25倍

同レポートによると、2017年10月の転職求人倍率は2.25倍となった。前月比ではマイナス0.11ポイントとなったが、求人数では前月比104.0%、前年同月比では118.4%となっている。この数字は、同調査が開始された2008年1月以来の最高値を更新するものだという。転職希望者の数は、前月比109.0%、前年同月比131.9%だった。

業種別に見た場合、9業種の全てで求人数が増加。特に「メディア」および「IT・通信」における伸びが著しく、前者は前月比109.0%、後者は同104.8%を記録した。職種別で見ると、11職種のうち「技術系(メディカル)」を除く10職種で求人数が増加。前月比118.0%の「技術系(化学・食品)」と、同115.7%の「専門職」が、特に大きな伸びを見せている。

11月以降も求人倍率は上昇すると分析

10月は下半期が始まる月であり、年間採用計画の達成に向けて中途採用に力を入れる企業が増加する。また、上期の業績状況により新たな求人を出した企業も存在するため、求人数が増加したとパーソルキャリアは考察している。

また同社hは、11月以降も求人倍率は上昇し、転職希望者にとっては希望の条件をかなえやすい市況が続く分析している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

転職サービス「DODA」 2017年10月 転職求人倍率 2.25倍 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/

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