前職の仕事のやり方を持ち込まない。「転職のプロ」119名に訊く「ミドルの転職」調査

2017.11.04
転職コンサルタント119名を対象に調査

エン・ジャパン株式会社は、同社が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』にてコンサルタントアンケートを実施し、その結果概要を10月30日に発表した。

同調査は、『ミドルの転職』を利用している転職コンサルタント119名を対象としたもの。「転職のプロ」に対して、「活躍できる企業の見分け方と入社後に気をつけること」について訊ねる内容となっている。

「ミドルが活躍できる企業」は「メーカー」

調査ではまず、「ミドルが活躍できる企業」の特徴を訊ねている。結果は、「社員一人ひとりに裁量権がある」「中途入社の比率が高い」という回答が50%の同率で最多となった。理由としては「ミドル層は仕事に対するプライドがあるため」「途中から入ってもリーダー的なポジションに就きやすい」などの声が上がっている。

「ミドルが活躍できる企業」が、どのような業界に多いかも質問が行われた。回答の結果は、「メーカー」が59%でトップ。「幅広い年代が勤務している」「技術継承における若手の不足で、中高年層にもニーズがある」といった声が、理由として挙げられている。

ミドルが入社後に活躍する「カギ」

同調査では、「入社後活躍できないミドル」の特徴についても転職コンサルタントに訊ねている。回答は、「前職の仕事のやり方を持ち込もうとしてしまう」が68%と過半数を占めた。次点には、「転職先企業の社内ルールを軽視してしまう」「社内でのコミュニケーションを疎かにしてしまう」 が同率の44%で入っている。

ミドルが入社後に活躍する「カギ」は、転職先の仕事の進め方を理解することであると、エン・ジャパンは考察している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

転職先で活躍するためのコツとは 『ミドルの転職』コンサルタントアンケート集計結果 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/11480.html

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