エン・ジャパン、正社員の「月給」に対する意識調査

2017.11.04
『エン転職』利用者を対象として実施

エン・ジャパン株式会社は、同社運営の総合求人・転職支援サービス『エン転職』にて「月給」をテーマとするアンケートを実施し、その結果を抜粋したレポートを10月30日に発表した。

同調査は、『エン転職』利用者を対象として実施されたものであり、同レポートは現在正社員として働く6190名の調査結果が抜粋されている。

74%が「ベースアップ」を知っている

調査ではまず、ベースアップについて訊ねている。「今まで働いた会社で、ベースアップを経験したことはありますか」という質問では、正社員の44%が「ある」と回答。「ない」という回答は48%、「わからない」は8%だった。ベースアップそのものの認知度については、74%が「ベースアップ」という言葉を知っていると答えている。

「今年に入って、月給は上がりましたか」という質問も行われた。ここでの「月給」は、残業代を除いた月の給与の支給額を指す。結果は、「上がった」が48%、「上がらなかった」が52%となっている。「上がった」回答者の昇給額については「1001~3000円」が33%で最多となり、次点には19%の「3001~5000円」、17%の「1000円未満」が入った。

月給が上がってもモチベーションは上がらず

今年に入ってから月給が上がったと回答した人には、その理由も訊ねられた。最も多かった理由は、「定期昇給」であり、66%を占めている。次点には、「昇格・昇進」の19%、「ベースアップ」の17%が入った。

月給が上がったという回答者には、月給が上がったことによりモチベーションは上がったかどうかも質問。結果は、「どちらとも言えない」が68%でトップに立った。理由としては、「元々の月給に満足をしていないため」「昇給額が少なかったため」という声が多く上がっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

正社員6000人に聞いた「月給」の意識調査 『エン転職』ユーザーアンケート調査 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/11456.html

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