6割以上が「紙が煩雑」。SmartHR、人事担当者の「働き方の課題」を調査

2017.11.04
首都圏企業の人事労務担当者が対象

株式会社SmartHRは、人事労務担当者・経営者を対象として「働き方の課題」に関するアンケート調査を実施し、その結果レポートを10月31日に発表した。

SmartHRは、クラウド人事労務ソフト『SmartHR』の運営を手がける企業。同調査は、首都圏企業の人事労務担当者を対象としてインターネット上で実施され、216サンプルの有効回答を得たもの。

電子化・効率化がなかなか進められない

同調査は、列挙された「働き方」の課題の中で、対象者が勤務する企業において当てはまるものを答える形で行われた。列挙された課題には、「仕事の成果が見えにくい」「育休・産休を取得しづらい」「女性が活躍しづらい」などの項目が並んでいる。

結果、「紙で管理している書類が煩雑」を「業務効率が悪い」と感じるという回答が、61.2%を占めた。回答者からは、「管理職が紙での管理をあてにしている」「電子化が進んでいない」などの理由から、人事労務管理業務の電子化・効率化がなかなか進められないという声も上がっている。

人事部門は経営戦略を推進する中枢になり得る

社会全体が労働時間の削減を指向している昨今の潮流の中、日本は「労働人口の減少」という大きな課題も同時に抱えている。「働く人」と「働く時間」が同時に減少していく状況において、いかに時間あたりの成果を最大化させるかが、これからの時代の「カギ」を握るとSmartHRは考える。

そして、人的資源に携わる人事部門は経営戦略を推進する中枢になり得る存在であり、「働き方改革」を人事労務部門から着手することが成功のポイントのひとつになるとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「業務効率が悪い」と感じる人事労務担当者の6割強が「紙の書類管理が煩雑」と回答 – 株式会社SmartHR
https://smarthr.co.jp/news/press/19128

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