比較調査イギリスと日本の「会議」について
2017.11.03
株式会社ワコムは、10月30日、日英における会議の実態を調査し発表した。対象は、日英20歳以上の働く男女2,000人。イギリスでは2017年6月2日~7日、日本では2017年8月28日~29日に実施された。
「勤務時間中、平均何%が会議に費やされているか」の調査したところ、日本・イギリスとも10%が一番多かった。
「会議の大半を意味のあるものだと感じているか」という問い対し、「いいえ」の回答は、日本では67.7%、イギリスでは、56.7%であった。この結果から、日英両国で比較的高い割合が、無意味な会議と感じていると判明した。
「PCやスマホ、タブレットを会議に持ち込んでいますか」の問いには、「はい」の回答43.6%。約半数が何かしらのデジタルツールを会議に持ち込んでいる。
また、「会議中に会議の内容やプロジェクトとは関係のない業務をしたことがあるか」に対し、日本では「ある」が35.1%、イギリスでは34.2%。いずれの国とも3割以上が会議に集中できないという結果であった。
マルチタスクをこなしているようで、作業にも集中することができていない。さらに、潔く会議に、スマホやタブレットを持ち込むことを止めれば、会議中の余計な作業ができない状況のため、会議に集中できるようになるとワコムは考える。
調査では、業務時間内の会議の時間が占める割合が増加する伴い、スマホやタブレットの持ち込み率が高い結果が出た。また、会議と関係のないことに気を取られてしまう傾向が明らかになった。
ワコムは、デジタル文具「BambooRスマートパッド」を展開している。会議の内容を整理し、有効活用するメモとして、「BambooRスマートパッド」は、ボタン1つで瞬時のうちにデーター化。後からデータ共有や加工ができるという。
つまり、会議にパソコンを持ち込まなくてすむため、会議に集中できるとある。さらに、ツールを活用し、より効率的な会議の実現を可能にするとしている。
(画像はPR TIMESより)
▼外部リンク
PR TIMES
https://prtimes.jp/
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