転職に有効な手段、「転職サイト」と「人脈」が僅差。ヘイズの転職に関する調査
2017.10.27
英国ヘイズ社の日本法人が調査
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、転職に関するアンケートを実施し、その結果を10月19日に発表した。
同社は、グローバルな人材サービスを提供する人材紹介企業である英国ヘイズ社の日本法人。同調査は、転職先を探す手段を訊ねるなど、興味深い内容となっている。
個人的なネットワークを重視する人が多い
同調査では、転職先を探した際に最も有効だった手段を回答者へ訊ねている。回答の結果は、「転職サイト」が全体の40%を占め最多となった。しかし、次点には「人脈」が35%と僅差でつけている。「ソーシャルメディア」という回答者は、25%に留まった。
このことからも、ソーシャルメディアを使った転職活動がそれほど支持されていない現状が明らとなった。ヘイズは、日本は世界でもインターネットの接続速度が最も早い国のひとつでありながら、依然として実際の個人的なネットワークを重視する人が多い点が興味深いと、分析している。
転職コンサルタントは人脈づくりの一端も担うべき
ちなみに同様の調査が実施された他のアジア圏の国では、香港・中国・マレーシアでは回答者の半数、シンガポールでは45%が、仕事探しの手段として「転職サイト」を挙げた。
依然として「人脈」を重視する傾向が強い日本においては、転職コンサルタントは求職者の人脈づくりの一端を担う存在でもあるべきと、ヘイズは考察している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
最も有効な転職手段は4割が「転職サイト」 – ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社
https://www.hays.co.jp/press-releases/HAYS_1921659JP
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