インタースペース、「こそだて家族の働き方」調査

2017.10.18
「こそだて家族の働き方」に関する意識と実態

2017年10月10日、株式会社インタースペースは、運営する日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタジアム」において、「こそだて家族の働き方」に関する意識と実態を調査したと発表した。

調査手法はママスタジアムでのインターネット調査で、全国を対象地域とし、調査時期は2017年8月31日~9月10日。

また、対象者はママスタジアムユーザー(子育て中の女性)566名で、年齢別での対象者数は、20代以下が120名・30代が350名・40代以上が96名であり、職業別での対象者数は、働くママが284名・産休育休中が92名・専業ママが190名であった。

さらに、子供学齢別での対象者数は、妊娠中が53名・乳幼児(就園前)が242名・保育園が195名・幼稚園が133名・小学生以上が259名であった。

調査結果の概要

調査参加者の約半数が働くママで、そのうち3分の1がフルタイム勤務であり、専業ママの9割以上が、今後働きたい・働かなければならないと回答し、子どもがいることで時間に対する意識があがった働くママは半数以上であった。

また、子育て期に働くことに関して、58%のママが子どもに対して罪悪感を感じ、「ママが子育てしながら働くための環境は整っていないと思う」は、働くママで8割以上・専業ママで9割以上と大多数で、67%の働くママ、80%の専業ママが、「子育て期にママが働くことに対する世間の目は冷たい」と感じている。

一方、専業ママで「子どもが3歳までは育児や家事に専念する方が良い」と思う人は58%と多数派で、働くママでは35%と少数派である。

さらに、子どもが生まれて働き方に変化が生じたママは72%・パパでは15%で、パパの働き方と育児家事参加の理想と現実にギャップがあり、働くママの家庭でも「完全に任せる」パパが4割近くだ。

また、パパの仕事に対して、専業ママは「子どもが生まれる前と変わらないスタイルで働いてほしい」「パパはしっかりお金を稼いでくれればそれで良い」が約6割で多数派であるが、働くママは約4割であり、専業ママとは逆の傾向であった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

インタースペース プレスリリース
https://www.interspace.ne.jp/press/1136.html

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高野勤一
高野勤一