「DODA 転職求人倍率レポート」、2017年9月の転職求人倍率を発表

2017.10.15
転職マーケットにおける需給バランスを表す

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス『DODA』は、10月10日、2017年9月の転職求人倍率をまとめた『DODA 転職求人倍率レポート』を発表した。

転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもの。『DODA転職支援サービス』登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値となっている。

転職求人倍率は2.36倍

同調査によると、2017年9月における転職求人倍率は2.36倍となり、前月比ではマイナス0.08ポイントとなった。求人数は、前月比98.0%であり、前年同月比では115.8%となっている。転職希望者数は、前月比が101.1%、前年同月比が133.6%という結果となった。

業種別に見た場合、列挙された9業種のうち求人数が増加したのは「IT・通信」「メディア」「メーカー」「商社・流通」の4業種。中でも、「メディア」は前月比103.3%、「メーカー」は前月比101.9%と、強い伸びを見せている。

職種別で見ると、列挙された11職種のうち求人数が増加したのは「企画・管理系」などの5職種。前月比105.0%の「事務・アシスタント系」、前月比103.4%の「クリエイティブ系」は、中でも特に伸びている。

10月は、求人数も転職希望者数も共に増加

パーソルキャリアは今回の調査結果について、期の変わり目で意に反する異動があった人などが転職活動を始めたたため、転職希望者数については増加したと考察している。

また下半期のスタート月となる10月は、求人数も転職希望者数も共に増加し、求人倍率は横ばいが続くと予測している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

転職サービス「DODA」 2017年9月 転職求人倍率 2.36倍 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/

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高野勤一
高野勤一