訪日客向け人材需要、高水準。8月末時点の「グローバル転職求人倍率」発表
2017.10.14
ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社は、2017年8月末時点の「グローバル転職求人倍率」をまとめ、そのレポートを10月6日に発表した。
同社は、ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社であり、バイリンガルのための転職・求人情報サイト『Daijob.com』を展開する企業。
「グローバル転職求人倍率」とは、2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人および転職希望者の需給バランスを算出したもの。
今回発表された8月末時点の「グローバル転職求人倍率」は、業種別に見た場合、1位が「金融業・保険業」、2位が「電気・ガス・熱供給・水道業」、3位が「製造業」という結果となった。列挙された12業種のうち、求人倍率が上昇したのは「宿泊業、飲食サービス業」「運輸業、郵便業」の2業種では、他の業種の倍率は低下している。
求人数については、「宿泊業、飲食サービス業」「運輸業、郵便業」「農林水産・鉱業」の3業種が、前月からの増加を示した。特に「宿泊業、飲食サービス業」は、訪日外国人客の増加を背景として、高い増加を示している。
8月末時点の「グローバル転職求人倍率」を職種別に見た場合、「財務/会計」「総務/人事/法務」「マーケティング/PR」が上位を占めた。列挙された22職種のうち、前月より求人倍率が上昇したのは「財務/会計」「営業」「ホテル/レジャー/外食系/旅行」の3職種のみとなっている。
求人数については、「ホテル/レジャー/外食系/旅行」が前月比85.7%増と高い伸びを達成。訪日外国人客向けの人材需要は、依然として高い水準にあると、ダイジョブ・グローバルリクルーティングは考察している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
訪日客需要が増える「ホテル/レジャー/外食系/旅行」で、人材募集拡大の兆し – ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社
http://corp.daijob.com/news/news/20171006
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