「転職支援のプロ」に訊く「転職後のギャップを避ける方法」。エン・ジャパン調査
2017.09.29
エン・ジャパン株式会社は、「転職後のギャップを避ける方法」についてアンケート調査を実施し、その結果概要を9月21日に発表した。
同調査は、同社が運営するミドル層専用の転職求人サイト『ミドルの転職』において、同サイト利用者である転職コンサルタント130名を対象として実施されたもの。「転職支援のプロ」による回答が興味深い内容となっている。
調査ではまず「転職後にどのようなギャップを感じている方が多いですか?」と訊いている。結果は、「人間関係(上司・部下・同僚など)が合わなかった」が50%で1位となった。2位には46%で「社風が合わなかった」が、3位には「仕事内容が想定と異なっていた」が38%で入っている。「給与・待遇が想定と異なっていた」は17%、「勤務時間が想定と異なっていた」が11%と、就業条件に関わるギャップは比較的少ない結果となった。
転職後にギャップを感じる原因についても、質問が行われている。結果は、過半数の59%が「入社前の情報収集不足」と回答。次点には、34%の「印象だけで決めてしまった」、29%の「入社後、会社の状況が変わった」が続く。ギャップ回避のために転職コンサルタントが行うサポート内容については、「求人票には載っていない社風などの情報を伝える」が80%で最多だった。
調査では、「転職希望企業のどのような情報があると、転職後のギャップを避けるために有効ですか?」という質問も行われた。回答は、「風土・社風」が70%で最多となり、続いて「一緒に働く上司・部下・同僚の情報」が68%で2位に入っている。
企業風土や一緒に働く社員の情報は、求人票や面接だけでは完全に把握することができない。そうした情報を転職コンサルタントから獲得することが、転職後のギャップ低減につながると、エン・ジャパンは考察している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
転職コンサルタントに聞く「転職後のギャップを避ける方法」 『ミドルの転職』アンケート集計結果 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/11015.html
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