8割以上の企業が「職場に定着している」。アイデム「平成29年版 パートタイマー白書」
2017.09.25
株式会社アイデムの研究部門である『アイデム 人と仕事研究所』は、パート・アルバイトなどの雇用に関する調査を実施し、その結果を『平成29年版 パートタイマー白書』として9月21日に発表した。
同社は、この調査を毎年実施している。『平成29年版』では、深刻化する人材不足への対応策を探るべく、企業1644社および労働者1648名を対象として「上司の関わり方と人材定着」をテーマとした調査が行われた。
調査ではまず、企業側に対して「パート・アルバイトが定着しているか」と質問。回答は、「定着している」が28.7%、「どちらかと言えば定着している」が56.3%を占め、8割以上の企業が「職場に定着している」と認識していることが明らかになった。
また企業側に対しては、「直接指揮命令するパート・アルバイトに信頼されていると思うか」とも質問。結果は、「信頼されている」が13.4%、「どちらかと言えば信頼されている」が76.3%となり、約9割の回答者が「信頼されている」と考えていることがわかった。「どちらかと言えば信頼されていない」という回答は9.1%、「信頼されていない」はわずか1.2%となっている。
労働者側には、「現在の勤務先の経営理念(会社の方向性や目的・目標を示すもの)を知っているか」という質問が行われた。結果は、「知らない」の37.9%が最多であり、次点には「知っており、その内容に共感している」の34.0%、「知っているが、その内容に共感していない」の18.1%が続く。
「職場の上司に信頼感を持っているか」という質問では、「持っている」が16.7%、「どちらかと言えば持っている」が49.0%、「どちらかと言えば持っていない」が23.7%という結果となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
平成29年版 パートタイマー白書 – 株式会社アイデム
https://apj.aidem.co.jp/examine/236/
『平成29年版 パートタイマー白書』発行、人手不足解決に向けた“人材定着”を紐解く調査発表 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000761.000002663.html
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