一番は「ノー残業デー」。「CAREER INDEX転職・仕事実態調査vol.19」

2017.09.25
転職や仕事に対する「本音」を明らかに

株式会社キャリアインデックスは、9月19日、『CAREER INDEX転職・仕事実態調査vol.19』を発表した。

同調査は、普段表面化されることのない転職や仕事に対する「本音」を明らかにし、広く働き方を考えていくための一助となるべく実施されているもの。今回は、「会社にあったら嬉しい制度・イベント」について、関東在住の515名のを対象として実施されている。

「昼寝制度」が堂々の2位にランクイン

同調査における「会社にあったら嬉しい制度・イベント」総合ランキングで第1位となったのは、「ノー残業デー」だった。40%以上の対象者が投票しており、人気の制度であることがうかがえるとキャリアインデックスは考察している。

第2位には、32.8%で「昼寝制度」が入った。導入している企業はまだまだ少ないが、生産性の向上につながるとの報告もあるため、今後は導入企業が増加する可能性もあると同社は分析。30.5%で3位に入った「プレミアムフライデー」についても、浸透には至っていないものの、働き手からの導入希望は強いことと考察している。

管理職への意向で得票傾向が変わる

同調査では、「管理職になりたくない」「管理職になりたい」という意向別での結果分析も行っている。

両方の意向群において、「会社にあったら嬉しい制度・イベント」上位3位の結果は変わらなかったものの、以下の順位では「社員旅行」「フリーアドレス」「納会」などについて大きな差異が生じた。また、「管理職になりたくない」群では全体的に得票率が下がり、「管理職になりたい」群では交流を活性化させる制度やイベントに票が多く集まったことに、キャリアインデックスは注目している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

転職・仕事実態調査vol.19:キャリアインデックス – 株式会社キャリアインデックス
https://careerindex.jp/contents/column-report/ranking/1616/

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高野勤一
高野勤一