メイテック、「シニアの労働観・労働実態」に関する調査を実施
2017.09.16
株式会社メイテックは、同社運営のキャリア応援マガジン『fabcross for エンジニア』において「シニアの労働観・労働実態」に関する調査を実施し、その結果を9月12日に発表した。
この調査は、65歳以上の男女2000人を対象に実施されたもの。再就職について「ハードルが高い」「65歳を超えると働く場所はない」「門戸が実質的に開かれていない」といった声が寄せられている。
同社は、「働きたい」と望んではいるものの、高齢や健康面の不安などから定期的に働けていないシニアに着目し、今回の調査を実施したという。定期的な仕事に就けていない理由について、本人がどのように考えているのかを、調べている。
調査ではまず、以前の勤務先との関係について尋ねている。回答は、「正社員だったが定年を迎えた」が51.0%で最多だった。以前の勤務先から継続雇用や契約延長されなかった理由を問うと、「職場全体に高齢者雇用に消極的な雰囲気があった」「自分の健康面に不安があった」という回答が寄せられている。
週に何日くらい働きたいかという問いでは、「週3~4日働きたい」という回答が47.0%、「週1~2日働きたい」が41.0%という結果になっている。
同調査では、どのような求人に応募したのかについても調べている。結果は、「自宅から通いやすいエリア」に応募したという回答が58.1%で最多だった。次点には、39.5%の「自分の能力・経験が生かせる」、29.1%で「勤務日数について融通してくれる」が入っている。
応募しても採用されなかった理由については、「人事責任者が高齢者雇用に消極的だった」「職場全体に高齢者雇用に消極的な雰囲気があった」「自分の専門的な能力・スキルが評価されなかった」といった声が集まっている。
(データは、エンジニアのためのキャリア応援マガジン『fabcross for エンジニア』調べ)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
65歳以上シニアの再就職は「ハードルが高い」。 – fabcross for エンジニア
http://engineer.fabcross.jp/archeive/170912_senior.html
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