会社のPCを外から動かせば業務効率アップ!遠隔操作の方法は?
2024.04.03
リモートワークで自宅のパソコンを使っているとき、あるいは出張先に持って行ったパソコンを使って仕事をしているとき「会社のPCに入っているファイルデータがないと仕事にならない」と感じたことはないでしょうか。
そのような場合は「遠隔操作」を活用して会社のパソコンにアクセスしてみましょう。この記事では、パソコンを遠隔操作するメリットとデメリットを紹介したうえで、パソコンを遠隔操作する方法について説明します。
遠隔操作のメリットは、会社以外の場所にいながら会社のパソコンを操作できる点です。
これにより業務の利便性が高まります。遠隔操作によって効率化する業務について具体例を紹介します。
会社のパソコンを遠隔操作できると、社外にいながら会社のパソコンのファイルを編集できます。
会社で使用するパソコンのファイルの中には、社外に漏らすことを禁じられた内容のものがあります。そのため、原則としてそのようなファイルは社内で編集しなければなりません。
しかし、会社のパソコンを遠隔操作できれば、リモートワークをしながら会社のパソコンのファイルにアクセスして編集が可能となります。
リモートワーク中に自宅のパソコンを使って取引先にメールを送らなければならないとしましょう。
会社のパソコンを経由してメールを送れば、自宅にいながら会社のメールアドレスで取引先に送信できます。
また、会社のパソコンはセキュリティ面が強化されていることが多いため、メールを送信するときにセキュリティのトラブルが起きる心配も少なくなります。
遠隔操作のデメリットとしては下記があげられます。
・遠隔操作が難しく感じられる
・セキュリティ面において不安を感じる
それぞれの内容について説明します。
パソコンの遠隔操作をしたことがない人ほど、遠隔による操作がなかなかイメージできないために、難しく感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、遠隔操作の方法自体は、覚えてしまえばさほど難しいものではありません。パソコンを遠隔操作する方法については後述します。
パソコンを遠隔操作していると「他のユーザーが不正に遠隔操作してしまうのではないか」と感じることもあるでしょう。
企業で使用するパソコンのデータには社外に漏れてはならない情報もあるため、セキュリティ対策は重要となります。
企業のパソコンに不正アクセスされることを防ぐために、遠隔操作のツールを利用する場合は、セキュリティ対策が万全なものを選ぶようにしましょう。
パソコンを遠隔操作する方法として、遠隔操作アプリを利用したリモートデスクトップ接続があります。
この方法を利用することで、手元にあるパソコンやタブレット端末を使って企業のパソコンを操作できます。
遠隔操作を受けるパソコンがWindowsである場合、原則としてリモート接続に対応していますが、Windows Homeはリモート接続に対応していません。
遠隔操作をするにあたり、下記の流れで前準備をしておきます。
・遠隔操作されるパソコンのOSがリモートデスクトップ機能に対応しているかを確認
・遠隔操作される端末と手元にある端末に遠隔操作アプリをインストールする
・遠隔操作されるパソコン、手元で操作するパソコンの両方が社内ネットワークに接続していることを確認する
・遠隔操作されるパソコンのリモートデスクトップが有効で、遠隔操作ができる状態であることを確認
・手元にある端末からリモートデスクトップを起動する
これにより、手元の端末に会社のパソコンの画面が表示され、手元の端末を使って会社のパソコンを遠隔操作できます。
会社のPCを外出先などから遠隔操作することは可能です。
遠隔操作ができることにより、出張先あるいは自宅でのリモートワーク中など、働く場所を問わずに会社のパソコンにアクセスできます。
それにより、ファイルなどのデータを手元にあるパソコンに取り込むことが可能となるため、業務の効率性が向上します。
なお、PCの遠隔操作を導入する場合、遠隔操作の方法が難しく感じてしまう人もいることでしょう。実際には、遠隔操作自体はさほど難しくはありません。慣れれば、自分が普段使用しているパソコンを操作する感覚で会社のパソコンを遠隔操作できます。
遠隔操作の利便性を活かしながら、業務の効率化を図ってみましょう。
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