仕事中に暇になると意外と苦痛！暇な時間をうまく活用する方法は？

2024.02.11

「仕事が忙しい」という悩みをかかえる人がいる一方で、中には「仕事が暇でつらい」と感じている人もいるものです。

仕事が暇で悩んでいると、仕事が忙しい人にとってはぜいたくな悩みに感じられますが、仕事が暇な人としては「暇な状態が解消されて会社で有意義に仕事をしたい」と感じるのではないでしょうか。

この記事では、仕事で暇な時間を持て余している場合に、その時間を十分に活用する方法について説明します。

仕事が暇な状態になった場合、下記のデメリットが生じます。

・仕事に対するやる気が低下してしまう
・自分だけ暇そうにしていると罪悪感を持ってしまう
・仕事ができない人間にならないかと不安になる

仕事が暇になってしまうと、仕事に対するやる気が低下してしまいます。

仕事が忙しいときは、頭や身体をフル回転させながら仕事に取り組むため、やる気を持った状態で仕事を進めることができます。しかし、仕事が暇になってしまうと単に時間を持て余すことになるため、仕事のやる気スイッチがOFFの状態となってしまいます。

暇な状態で仕事に対するやりがいを持ち続けるのは難しいものです。

周りの人たちが忙しそうに働いているにもかかわらず、自分だけ暇そうにしていると、罪悪感を持ちやすくなってしまいます。

忙しく働いている人からみると「仕事中に暇な状態を経験してみたい」という気持ちになるものです。しかし、暇な状態が長く続いてしまうと時間が過ぎるのが遅く感じます。

いわば、会社に勤務していても単に束縛されているだけの状態になってしまいます。

しかも、暇そうに過ごしていると、忙しく働いている人からの冷たい視線が気になります。そのため、会社にいると居心地の悪さを感じやすくなることでしょう。

仕事中に暇な状態が続くと、仕事ができない人間にならないかと不安に感じてしまいます。

同僚が忙しそうに働いている一方で、自分には仕事が振られずに暇を持て余しているとしましょう。

忙しく働いている人ほど仕事の要領をつかんでいくため、結果として仕事ができる人間に成長します。その反面、仕事で暇な状態が続いている人は仕事に取り組む機会が少ないために、仕事を覚えられないまま時間だけが過ぎてしまいます。

それにより「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまうこともあり得ます。会社員として働く以上、仕事ができない人間になってしまうことはつらいものです。

仕事中の暇な時間は苦痛にすら感じることがあります。暇な時間を持て余すことのないように、仕事中に暇な時間ができた場合の過ごし方をあげてみました。

・上司に仕事がないか聞いてみる
・整理整頓をする
・学びの時間として活用する

仕事中に暇で困っている場合は、上司に仕事がないか聞いてみましょう。

自分自身としては暇だと感じていても、部署内全体でみた場合はたくさんの仕事をかかえていることがあります。「何か仕事はありませんか」と聞いて仕事を振ってもらえれば、暇な状態は解消します。

また、上司の立場からみると「何か仕事はありませんか」と問いかけてくる部下に対しては、仕事に対して積極的だと感じます。

暇だからと後ろ向きな気持ちにならずに、積極的な姿勢で上司に仕事がないかどうかを聞いてみることが大切です。

仕事が暇なときにこそ、整理整頓に取り組んでみましょう。

机の上や引き出しの中が散らかっていませんか。また、パソコンを開いてみるとファイルやフォルダが多過ぎて必要なファイルを探し出すのが大変な状態になっていませんか。

机の中やパソコン内の整理は時間がかかる作業であるため、空き時間が確保できればじっくりと取り組めます。机の中やパソコンが整理されることでスッキリとするため、仕事がしやすい環境になります。

仕事中に暇を持て余しているなら、学びの時間として活用する方法があります。

たとえば、ITパスポートや日商簿記などの実務的な資格を学ぶ時間にあてたり、英語を身につけるためにTOEICまたはTOEFLの試験に向けた勉強したりすることもできます。

そのほか、パソコンで必要なスキルとしてエクセルやワード、パワーポイントの使い方を身につける時間にあてることも効果的です。

仕事中に暇な時間ができてしまうと、やる気の低下や仕事をしていないことに対する罪悪感、仕事ができない人間になってしまうことに対する不安を感じてしまいます。

暇な時間ができた場合は、上司に仕事がないかどうかを聞いてみることが先決です。もし、仕事を割り振られてもすぐに終わってしまうような場合は、整理整頓の時間にあてたり、学びの時間にあてたりしましょう。

仕事中に暇を持て余していると気持ちが沈みがちですが、暇な時間を活用して身の回りの整理整頓や資格取得のための勉強に取り組めることは、見方を変えればメリットといえます。

仕事の基本は「自発的に取り組むこと」です。暇な時間をネガティブにとらえずにポジティブにとらえて、前向きに時間を活用できるように心がけてみましょう。