度が過ぎる真面目さは裏目に?真面目過ぎる人はどんな特徴がある?

2023.10.04

職場において、真面目な人は一目置かれることが多いです。提出物は期限までに必ず提出するほか、難しい仕事であっても一生懸命に取り組みながら結果を出していきます。

仕事に取り組むときは、真面目な性格はメリットである反面、度が過ぎるほどの真面目さで仕事に取り組むと、職場の人たちからは煙たがられてしまうこともあります。

また、真面目に仕事に取り組みすぎると、オーバーワークでストレスの原因にもなりかねません。度が過ぎる真面目さが裏目に出ないよう、真面目すぎる人の特徴を理解しておきましょう。

仕事で真面目すぎる人の特徴は?

仕事で真面目すぎる人の特徴として「完璧主義」があります。

仕事を進めるときはミスが全くない状態が理想ではありますが、人間が作業を進める以上、ミスはつきものです。しかし、真面目すぎる人は、顧客や上司の期待に応えようとして「作業中にはミスを絶対にしない」という考えを持つことがあります。

ただし、仕事は結果を出すことが目的であるため、結果が十分であれば、作業の途中に多少のミスが起きることは許容範囲内といえるのではないでしょうか。

完璧主義のためか、仕事を他人に振らない

度が過ぎるほど真面目な人のデメリットとしては「仕事を他人に振らない」ことがあげられます。

先述した通り、真面目な人ほど完璧主義の傾向にあるためミスが起きることを嫌います。仕事を他人に振って、その人がミスをした場合、ミスした人を責めるだけでなく、仕事を振った自分自身も責めてしまいがちです。

そのような嫌な思いをするくらいなら「自分で仕事をした方が早くて確実だ」という考え方を持ちやすくなります。

そのような理由で、真面目すぎる人は仕事を他人に振らずに済ませようとします。

自分一人で抱え込んでしまいがち

また、真面目な人は他人に仕事をなかなか振らない傾向にあるため、結果として自分一人で仕事を抱えてしまいがちです。

自分一人で処理できる量の仕事であれば、自分だけで抱え込んでも問題はありません。しかし、上の立場になるほど多くの従業員を巻き込みながら仕事を進めなければならないため、自分一人で抱え込んでしまうと仕事を完成できなくなってしまいます。

かたくなに一人で仕事を処理しようとするのではなく、多くの人たちを巻き込みながら仕事をするように改善していくことが大切です。

仕事中、真面目さが裏目に出ないようにする対策は?

真面目すぎる人ほど「考え方をかたくなにせず、柔軟性を持つ」ように心がけることがポイントです。

たとえば、真面目な人ほど手を抜かずに一生懸命仕事をしようとします。それはとても良いことなのですが、仕事をするうえで大切なのは良い結果を出すことです。

極端な考え方をするなら、良い結果を出すことができれば、途中で多少手を抜いても差しつかえないことになります。

むしろ、ほどよく手を抜くこと、良く言えば「小さな休憩」をはさむことによって気持ちの面でリラックスできます。それにより、視野を広く持つことができ、落ち着いた状態で仕事に取り組めます。

適度に息抜きをするほど、仕事で良い結果を出しやすい

真面目な人にとって、仕事中に手を抜くことはあり得ないと考えるかもしれません。

しかし、仕事で良い結果を出す人ほど適度に休みながら作業を進めているため、気持ちにゆとりを持って作業できます。結果として、良い仕事をしやすくなります。

真面目すぎる人ほど、考えすぎが原因で視野が狭くなり「仕事は真面目に取り組まなければならない」とかたくなに考えがちです。

そのような考え方にこだわりすぎず「多少は息抜きをしても良い」というように、柔軟な考え方を心がけてみてはどうでしょうか。

まとめ

真面目な人の良さは、仕事に一生懸命取り組むことです。しかし、真面目すぎる人は考え方がかたくなになる傾向があります。

「仕事は一生懸命取り組まなければならない」と考えると、完璧主義を目指してしまい、ミスを許さないという気持ちになりがちです。しかし、心に余裕がなければ、逆にミスを犯しやすくなり、仕事で良い結果を出しにくくなってしまいます。

真面目すぎる人が心がけたいことは「柔軟な考え方を持つこと」です。たとえば「100点満点ではなく、まずは60点程度の結果を出そう」と考えると、心にゆとりが持てるため、良い仕事をしやすくなります。

真面目さも大切ですが、良い仕事をするなら、かたくなになりすぎずに柔軟な考え方を身につけることも大切です。

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