テレワーク・リモートワークは体調不良に注意!防ぐ対策は?

2023.08.06

時代の変化に応じて働き方も変わりつつあり、現在では自宅で業務をおこなう「リモートワーク(テレワーク)」が一般的なものとなりました。

リモートワークは会社に出勤する必要がないため、気軽に業務ができるイメージが強いですが、毎日のようにリモートワークをしていると体調不良を引き起こしてしまうこともあります。

この記事では、リモートワークでかかりやすい体調不良の症状とその原因、体調不良を防ぐための対策について説明します。

リモートワークが体調不良を引き起こしやすい原因は?

リモートワークで体調不良になりやすい原因としては下記があげられます。

・運動不足
・パソコンを使用した長時間労働
・不規則な生活パターン
・話す機会の減少

運動不足

リモートワークは自宅から外出しなくても業務が可能ですが、見方を変えれば1日を通してほとんど歩く必要がありません。

そのため、毎日のようにリモートワークをしていると運動不足になってしまいます。運動不足が続くと肥満になりやすいほか、身体を動かす機会が少ないと生活習慣病の原因にもつながります。

さらに、運動不足はメンタル面の不調を引き起こしてしまうこともあります。

パソコンを使用した長時間労働

リモートワークでは主にパソコンを使用して業務をしますが、このことも体調不良の原因となります。

机に向かい、椅子に座って長時間作業をしていると、肩こりや首の痛み、腰痛が起きやすくなるほか、パソコンのディスプレイからはブルーライトが発生しているため、目に負担がかかります。

多くの業務を処理するためには長時間の作業もやむを得ませんが、一定の間隔で休憩を取り、机から離れることも大切です。

不規則な生活パターン

リモートワークをしていると、生活パターンが不規則になることもあります。

業務がなかなか終わらないために夜遅くまで仕事をしていると、翌朝に起きる時間が遅くなってしまいがちです。

また、リモートワークの場合、1日8時間勤務であれば始業時間と終業時間をリモートワーカー自身で決められることがあります。

しかし、その日によって始業時間が異なると、生活パターンが不規則になるため、心身の不調を引き起こしやすくなります。

話す機会の減少

リモートワークでは、オンライン上で会社の人と話をする機会があるものの、オフィスに出社して働く場合と比べると話す機会が大幅に減ってしまいます。

オフィスでは休憩時間中に会社の人と話をすることで気分がリフレッシュできますが、自宅でリモートワークをしていると話をする人が誰もいない状態となります。

そのため、孤独を感じやすく、メンタル面が不調に感じてしまいがちです。それにより、業務の質の低下につながりやすくなります。

リモートワークで体調不良を防ぐための対策は?

リモートワークで体調不良を防ぐための対策を紹介します。

・運動する時間を確保する
・業務をする時間、休憩時間をほぼ一定にする
・意識的にコミュニケーションを取る

運動する時間を確保する

リモートワークをしていると運動不足になりがちとなるため、運動する時間を確保することが大切です。

運動の例としては、散歩やランニング、ストレッチ、スクワットなどがあげられます。ランニングなら運動の効果が高いですが、走ることが苦手であれば散歩でも運動の効果は見込めます。

自分自身に適した運動を毎日おこなうようにしましょう。たとえば、リモートワークを始める前に散歩をすれば運動不足の解消につながります。

業務をする時間、休憩時間をほぼ一定にする

リモートワークで体調不良を防ぐ対策として、業務をする時間や休憩時間をほぼ一定にすることがあります。

業務の時間も含めて規則正しい生活を送ると健康の維持につながります。始業時間を守り、極力残業をおこなわないようにして終業時間も一定にすれば、業務の後にリラックスできる時間を確保しやすくなります。

心身に負担をかけないようにするためにも、規則正しい生活を心がけましょう。

意識的にコミュニケーションを取る

コミュニケーションを取り、お互いに意思疎通が図れれば、メンタルが好調な状態を保ちやすくなります。

リモートワークではオンラインまたはコミュニケーションツールを通じてコミュニケーションを取り、業務に関する報告や連絡をします。わからない点があれば質問をすることもコミュニケーションの一つです。わからない点が解消するだけでも業務をスムーズに進められます。

そのほか、業務が終わった後に家族や友人と雑談することも大切なことです。雑談をしていると気持ちが軽くなり、ストレスの解消につながります。日頃からメンタルをよい状態に保っておくと効率的に作業を進めやすくなります。

まとめ

リモートワークでの体調不良は、主に運動不足が原因です。特に、リモートワークで長時間労働をしているとほとんど運動しない状態となってしまいます。

さらに、コミュニケーションが不足するとメンタル面の不調を感じやすくなります。

リモートワークでの体調不良を防ぐ対策は、定期的に運動すること、業務の時間を一定にして規則正しい生活を送ること、意識的にコミュニケーションを取ることが大切です。

体調不良にならないように日頃から心がけながら、リモートワークに取り組みましょう。

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海野空
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