デスク上で増えがちな配線のコード、どうまとめる?
2023.05.17
デスク周りに散らかりがちな配線コード。すっきりしたいけど種類が多すぎて何を使えばいいのか分からない!そんな経験ありませんか?
この記事ではデスク周りの上手な配線整理を分かりやすく解説していきます。
総務省消防庁の調査より建物火災の出火原因は、「こんろ」「たばこ」「ストーブ」に次いで「配線機器」が第四位にランクインしています。
配線コードが乱雑だと見た目が美しくないことはもちろん火災のリスクが高いということなのです。発火のリスクを抑えるためにも掃除がしやすいすっきりとしたデスク周りを目指しましょう。
配線コードをしっかりまとめるために意識してほしいのは「束ねる」「隠す」「浮かす」の3つのポイントです。
特に「束ねる」は向かう先が同じケーブルをまとめることを意識するだけでもぐっと変わりますよ。ではポイントごとに便利なお役立ちグッズを紹介していきましょう。
ここで紹介する商品は「結束バンド」と「スパイラルチューブ」の2点です。「束ねる」ときの注意点ですが、多くのケーブルを1か所に重ねすぎてしまうとケーブルの放熱がしにくくなり発火する恐れがあるので、分散を意識して束ねましょう。
結束バンド・・・デスクのケーブルをまとめたいときだけでなく、パンチングボードやワイヤーネットにケーブルを固定するときにも使える万能バンドと言えばコレ。
種類が豊富であり、再調整可能なタイプやマジックテープ式で取り扱いやすいものまであります。さらに多くは百均ショップで入手できるため好みによって使用する結束バンドを選ぶことができます。力強くまとめすぎるとコードが断線する原因になるのできつく締めすぎないようにしてください。
スパイラルチューブ・・・複数のケーブルの周りにぐるぐると巻き付けて束ねるためケーブルを保護しながら、1つにまとめられる優れものです。
踏みつけなどの衝撃に強いほか、単体のケーブルに使用する場合も埃がつくことを防ぎ断線のリスク軽減に効果があります。しかし1方でデスク周りのコード環境が変わりやすい人はまとめたケーブルに再度別のコードを追加しなければいけないため、初めから巻き直さなければいけません。
管理が手軽なのがこの「隠す」。専用のボックスがなければ箱にカバーをかけるだけでも埃がたまることを防ぐことができ、ケーブルが1か所にまとまっていることで掃除のしやすさも上がります。
多様なデザインや材質のものが市販されているためインテリアに合わせやすいことも特徴の1つです。ただ管理の仕方によっては熱がこもりやすくなるため通気性の確保や使用するグッズの見直しが必要になります。
ケーブル配線ボックス・・・複数穴が空いており、そこにケーブルを通すことで配線の流れを作ることが可能。電源タップを収納する場合は淵源タップの大きさに合わせて選ぶといいです。ただ大きすぎると足元の邪魔になってしまうので注意が必要になります。
収納スペースを広く取れない場合に足元を確保できるメリットをもつ「浮かす」。蹴りとばす心配もないので、断線のリスクを軽減させることもできます。配線周りの見た目や利便性を高めるのでぜひ挑戦してみてください。
ワイヤーネット・・・百均で購入できるワイヤーネットにケーブルやコードを固定することで「浮かす」ことができます。ただし配線、電源タップ類を固定しながら収納するため、しっかりと事前に計画しておく必要があります。
また固定したものがむき出しのままなので見た目も美しくなく、デバイスやケーブル数が増減した際に配線を組み直す必要があります。
メッシュパネルやトレー・・・デスク周りに結束バンドを巻き付け、マッシュパネルにトレーをくっつけることで収納数を増やすことができ、ケーブルが宙にあることで床の掃除がしやすいメリットがあります。
こまごましたものを買うなんて面倒だという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな場合は背面に配線用のケーブルトレーがあり、デスクにコンセント差込口の機能を持ち合わせたものや、コンセントを収納スペースがあるものを買ってしまうのも1つの手です。
デスク周りの収納アイテムの参考にはなったでしょうか。迷ったときには「束ねる」「隠す」「浮かす」の3つを思い出してみてください。PCデスク周りはどうしてもデバイスやケーブルの増減が激しくなってしまうものです。
配線の流れが変わる可能性を考慮し、余裕をもったデスク周りにしていきましょう。
(画像はpixabayより)
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