寝すぎに注意が必要、どうして寝だめはできない?

2022.10.11

睡眠不足な状態が続くことを「睡眠負債」といいます。睡眠が足りてないので休日に「寝だめ」をしようと考える人もいるのではないでしょうか。実は休日に寝だめをしようとしても睡眠負債は解消できません。

今回の記事では寝だめができない理由について解説していきます。また後半には質のよい睡眠をとるためのポイントも紹介します。この記事を読むことであなたが質のよい睡眠ができるきっかけになれば幸いです。

睡眠負債とは

そもそも睡眠負債とはどのような状態なのでしょうか。睡眠負債とは睡眠不足の状態が借金のように積み上がってしまうことをいいます。

睡眠時間が足りずに睡眠の質が悪い状態が続くと、身体の疲れがとれないだけでなく、脳の疲れもとれません。それではいつまでたっても頭がスッキリせず、身体がだるく疲れた状態が続いてしまいます。

睡眠不足を解消することで、仕事でのパフォーマンスも上がっていきます。質のよい睡眠をとり睡眠負債を解消していきましょう。

寝だめでは睡眠負債を解消できない

寝だめでは睡眠負債を解消することはできません。その理由は以下の3つです。

・寝だめをすると逆に疲れやすくなる
・休日だけでなく平日にも悪影響がでる
・生活リズムが狂ってしまう

平日は仕事や学校で忙しく、寝る時間がないという人は休日にまとめて寝だめをしようと考えるかもしれません。しかしそれは逆効果になります。寝だめをしようとすることで、生活のリズムが乱れ、余計に疲労が蓄積してしまいます。

睡眠負債を解消するためには、寝だめではなく、規則正しい生活と睡眠をすることが大切です。遠回りに見えますが、これがもっとも効果的です。平日も休日も、規則正しく早寝早起きを心がけるようにしましょう。

質のよい睡眠をとるためのポイント

ここからは質のよい睡眠をとるためのポイントを解説していきます。今回紹介するポイントは以下の5つです。

・朝起きたら太陽の光を浴びる
・寝る90分前に入浴する
・寝る前にスマホを操作しない
・自分に合った寝具を使う
・寝室は暗くし、快適な温度と湿度に設定する

基本的には規則正しい生活を心がけるというのが原則です。夜ふかしなどは体内時計の乱れが原因なので、朝起きて太陽の光を浴びるのは効果的です。

また布団に入ってからスマホを操作する人も多いですが、スマホから出るブルーライトを浴びると、脳が昼間と勘違いをし覚醒してしまいます。それでは質のよい睡眠がとれません。

また、寝具や部屋の照明・温度などにも注意しましょう。寝具は自分の身体に合ったものを使うことで睡眠時にリラックスできますし、部屋も暑すぎたり寒すぎたりすると、寝苦しくなってしまいます。

これらのポイントを意識するだけで睡眠の質は間違いなく改善していきます。現在の睡眠に満足できていない場合にはぜひ試してみて下さい。

まとめ

今回の記事では寝だめができない理由と質のよい睡眠のためのポイントを解説しました。睡眠負債を解消するためには規則正しい生活と質のよい睡眠が大切です。

質のよい睡眠をとるためのポイントを5つ紹介しました。

・朝起きたら太陽の光を浴びる
・寝る90分前に入浴する
・寝る前にスマホを操作しない
・自分に合った寝具を使う
・寝室は暗くし、快適な温度と湿度に設定する

ぜひ寝不足気味の方はこれらのポイントを意識してみて下さい。人は睡眠に1日の3分の1の時間を使っています。しっかりと質のよい睡眠をとって生活の質を上げて下さい。

(画像はPixabayより)

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