ネット依存から脱却!デジタルデトックスについて

2021.11.11

スキマ時間や寝る前についついスマホやPCに夢中になってしまうと悩んではいませんか。インターネットは、私たちに楽しい情報や有益な情報、最新のトレンドを提供してくれる大切な存在です。しかし、度を超えて依存してしまうと、「インターネット依存症」になり、心身に異常を来す恐れがあります。

今回は、ネット依存から抜け出すための方法「デジタルデトックス」についてご紹介します。

PCやスマホに長時間触れ続けるとどうなるの?

毎日長時間スマホやPCに触れ続けると、インターネット依存症になる恐れがあります。インターネット依存症とは、生活の中心がインターネットになり、日常生活を通常通り送れなくなってしまうことを指します。

症状の例として、以下のものがあげられます。

・インターネットに熱中するあまり排泄や入浴、食事がおろそかになる

・気分が落ち込むとすぐにインターネットに逃げてしまう

・インターネットを利用するのをやめたいのにやめられない

・インターネットが使えなくなると、感情的になってしまう

デジタルデトックスとは

デジタルデトックスとは、スマホやPCの使用を一時的に禁止することを指します。自分自身で無理のない時間を決めてデトックスを行うため、ストレスをあまり感じずに、インターネットと距離を置けるのが特徴です。

デジタルデトックスの3つ効果

1.脳疲労の回復
デジタルデトックスには、脳疲労を回復させる効果があるといわれています。インターネットによって大量の情報が流れ込み疲弊した脳を休めることができるからです。

2.睡眠の質があがる
デジタルデトックスには、睡眠の質をあげる効果もあります。スマホやPCの画面は、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」の分泌を抑制する「ブルーライト」を多量に含んでいるからです。

3.SNS疲れを解消できる
デジタルデトックスを行うと、SNS疲れを解消できるようになります。SNSを長時間使っている人は、他人の愚痴やショッキングな情報、近すぎる友人たちとの距離によって、無意識の内に精神的な疲れをため込んでいる可能性が高いからです。

デジタルデトックスの2つのやり方

1.自分で電子機器に触れない時間を作る
「○時以降はPCやスマホに触らない。」と、自分自身で目標を決めてデジタルデトックスする方法です。この方法でデジタルデトックスを行う際は、インターネットに触れる時間を何かに置き換えることをおすすめします。そうすることで、ストレスなくデジタルデトックスが行えるからです。置き換えの例として、以下の2つがあげられます。

・ネットサーフィンの代わりに読書をする
・SNSに投稿する代わりに日記を付ける

2.圏外の場所に出かける
家にいると、どうしてもスマホやPCに触れてしまうという人は、インターネットが使用できない圏外の場所に行ってみましょう。圏外の場所の例として、山奥やキャンプ場などがあげられます。自然を楽しみながら、デジタルデトックスを行うことで、心身のリフレッシュにもつながります。

まとめ

今回は、デジタルデトックスの概要や効果、やり方について解説しました。スマホやパソコンを使いすぎると、インターネット依存になってしまう恐れがあります。そのため、インターネットの使い過ぎを自覚している人は、一時的にスマホやPCと距離を置く「デジタルデトックス」を行いましょう。

デジタルデトックスを行うと、脳疲弊やSNS疲れの解消などの効果が得られるといわれています。自分で時間を決めてデジタルデトックスをするのも良いですが、自宅だとどうしてもインターネットをやめられないという人は、圏外の場所に出かけてみましょう。

(画像はぱくたそより)

記事をシェアする

高野勤一
高野勤一