職場で信頼関係を築くためにはどうしたらいいの?
2021.10.09
仕事をする上でチームワークは、とても大切です。上司や同僚、部下と密接な信頼関係を築き、チーム一丸となって仕事に取り組むことで、より優れた業績を残すことができるからです。しかし、従業員とうまく信頼関係が築けず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。今回は、会社で信頼関係を築くコツや、信頼される人の特徴についてご紹介します。
コミュニケーションがスムーズにとれるようになる
従業員同士で信頼関係を築けるようになると、職場内のコミュニケーションがスムーズにとれるようになります。社員同士信頼しあうことで、仕事の進ちょく状況や疑問点、自身の悩みなどについて、気軽に話せるようになるからです。
そのため、社員同士で連携したりフォローしあったりする機会が増え、業務効率化や生産性の向上にもつながります。
離職する人が減る
人間関係悪化の影響でストレスを溜めてしまい、仕事を辞める人はとても多いです。
内閣府は、2017年10月から11月にかけて「子供・若者の意識に関する調査」を実施しました。同調査の「初めて入った職場の離職理由は何か」という旨の問いに対し、「職場の人間関係が悪かったから」と回答した人が23.7%もいたことが明らかになっています。
そのため、従業員同士で信頼関係を築けるようになると、人間関係が良好になるため、このような人たちが離職するのを防げます。
職場内アンケートをとる
職場で信頼関係を築くには、定期的に職場内アンケートをとるのがおすすめです。社員がどのような悩みを抱えているのか、職場にどのような不満があるのかを把握することで、職場内環境を改善するためには何が必要なのかを明確にできるからです。
また、アンケート結果や改善策を社内メールや社内SNSで共有すれば、意見や要望がきちんと反映されることが社員に伝わり、従業員がより会社のことを信頼して働いてくれるようになります。
誠実な姿勢で仕事することを徹底する
以下のような行動をとり、不誠実な仕事を続ける社員を野放しにすると、職場内の人間関係が悪化し、社員同士で信頼関係を築くのが難しくなってしまいます。
・仕事中、他の社員の悪口をいう
・ウソをつく
・時間の約束を守らない
・途中で仕事を投げ出す
・自己中心的な態度をとる
研修で誠実な姿勢で仕事をするよう促したり、前述の行動をとる社員を注意したりすることで、社員全員を相手に信頼されるような人材にすることが大切です。
1.自分の心をさらけ出せる
信頼される人の特徴として、自分の考えや悩みを相手にさらけ出せることがあげられます。自分が何を考えているのか、どんな人間なのかを正直に伝えることで、相手も安心して心を開いてくれるようになるからです。
2.責任感がある
責任感がある人も相手に信頼されやすいです。ミスを人のせいにしたり、途中で仕事を投げ出したりせず、誠実な姿勢で仕事をやり抜くことで、他の社員に「この人なら安心して仕事を任せられる」と思ってもらえるようになるからです。
3.ビジネスマナーを守れる
会社で信頼されるようになるには、ビジネスマナーをしっかり守って行動することも大切です。挨拶や言葉遣い、服装など些細なビジネスマナーでもしっかり守り抜くことで、誠実な人間であることを相手に伝えられるからです。
今回は職場で信頼関係を築くメリットや、信頼関係を築くコツ、信頼される人の特徴についてご紹介しました。社員同士で信頼しあえるような職場になると、社内コミュニケーションが円滑になり、従業員の離職を防げるようになります。
会社で信頼関係を作る方法としては、以下の2つがあげられます。
・社内アンケートを実施し、社員一人一人の意見をくみ取る
・社員全員が誠実な姿勢で仕事をするよう社内教育を徹底する
会社の業績や生産性を向上させるには、社員がお互いを信頼しあい、チームプレーで仕事をこなしていくのが大切です。毎日ビジネスマナーを守り、誠実な姿勢で仕事をし続けることで、少しずつ相手からの信頼を積み重ねていきましょう。
(画像はぱくたそより)
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