「フェイク通勤」で仕事とプライベートにメリハリをつけよう!

2021.10.09

新型コロナウイルスの流行で働き方が変わり、在宅勤務へ移行する人も増えたのではないでしょうか。

在宅勤務には、「通勤のストレスから解放される」というメリットがある一方で、「プライベートと仕事のメリハリがつきにくくなる」というデメリットがあります。

そこでおすすめしたいのが、「フェイク通勤」です。フェイク通勤を活用すれば、在宅勤務のメリットを生かしつつ、プライベートと仕事のメリハリをつけることができるようになります。

今回はフェイク通勤とは何なのか、どのようなことをすればよいのかをご紹介していきます。

フェイク通勤とは?

フェイク通勤とは、通勤に代わるようなルーティンを取り入れることです。

通勤というのは、だいたい決まった時間・ルート・方法で行いますよね。つまり、ルーティン化されている訳です。

ルーティンはやる気スイッチを入れて気分を切り替える効果があるため、通勤することによって心身共に「今から仕事をするぞ」という気持ちになるのです。

通勤ができなくなっても、フェイク通勤をして通勤に代わるルーティンを取り入れることで、仕事とプライベートのメリハリをつけることができるようになります。

フェイク通勤のやり方

ではフェイク通勤はどのようなことをすればよいのでしょうか。以下に例を挙げておきます。

・通勤バッグを生活スペースから作業スペースへ持って行く
もっとも手軽なのがこの方法です。朝、通勤バッグに荷造りをして、始業時間になったら寝室やリビングから仕事をする作業スペースへ持って行きます。夕方仕事を終えるときは、通勤バッグを持って作業スペースからプライベートなスペースへと持って行きます。

出勤と帰宅のプロセスを再現することで、「今から仕事をするんだ」「今日は仕事が終わったんだ」という合図を自分自身に出すことができます。

・外に出て歩く
外に出て歩くこともフェイク通勤には効果的です。厳密に通勤ルートを再現する必要はありませんが、軽く外を歩くだけでも通勤していたときの感覚をつかめるようになるでしょう。運動不足の解消にもつながります。

・運動をする
普段の通勤のときにはできなかったことを思い切ってルーティン化してしまうのも手です。

在宅勤務は運動不足になりがちなので、ジョギングなどの運動を習慣にすると体にとってもよいです。特に朝のジョギングは一日のやる気を高めるだけでなく、脂肪燃焼効果を高めたり、夜の寝付きをよくしたりする効果もあります。

・瞑想をする
在宅勤務で仕事とプライベートの時間があいまいになってしまうと、ついだらだら仕事をしてしまいがちです。また、人と直接会って話す機会も少なくなってしまうので、孤独感やストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

そんなときフェイク通勤に瞑想を取り入れてみてください。瞑想はやる気や集中力を高めたり、ストレスを解消したりする効果があります。

・読書をする
読書をルーティン化するのも有意義な時間の使い方です。新聞を読めば知識の幅が広がります。積ん読があればこれを気に読み始めてみるのもよいかもしれません。

・音楽を聴く
通勤のときに聴いていた音楽があればそれを聞くことで気持ちが切り替えやすくなります。

また、朝はテンションが上がるような曲をかけ、夜はヒーリング音楽などリラックスできるような音楽を聴くのもよいでしょう。

まとめ

今回はフェイク通勤についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

フェイク通勤で大事なことは自分なりのリズムを作ってルーティン化することと、朝と晩、一日二回きちんと行うことです。

例えば、朝は音楽を聴きながら散歩、夜は瞑想、といった形で、朝と晩で内容が違ってもかまいません。

記事で取り上げたやり方を参考に、ぜひ自分なりに心地良いことをルーティン化してみてください。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一