寝る前にすべきこと、やってはいけないこととは
2021.09.03
仕事から帰ってきてから寝るまでの間、何をして過ごしていますか。中には自分独自のルーティンがある人もいらっしゃるかもしれませんが、何をしていいのか分からず、結局スマホやテレビをだらだら見て、眠くなったら適当に寝るという人も多いのではないでしょうか。
今回は、仕事後から就寝までの間にすべきこと、してはいけないことについてご紹介します。
1.仕事の準備
前日の内に仕事で必要なカバンや、スーツ、書類などを準備しておくと、翌日早く起きて準備する必要がなくなります。特にシャツへのアイロンがけや靴磨きは、朝慌ててすると、いい加減な仕上がりになる可能性が高いです。
そのため時間に余裕のある前日にそれらを済ませておくことで、より整った身なりで落ち着いて出勤することができます。
2.今日あったいいことを思い浮かべる
「今日はこんな嫌なことがあった。」「○○さんが言っていた悪口は、自分に向けられたものに違いない。」と、寝る前にネガティブなことを考える癖はありませんか。
ベッドの上で嫌なことを延々と考えて、眠りにつけなくなってしまう人は、今日あったいいことを思い返す習慣をつけましょう。そうすることで、心が和み、よりリラックスした状態で眠れるようになります。
1日の間に1つもいいことが無かった場合は、自分のお気に入りの写真集や雑誌、漫画などを眺めるだけでも大丈夫です。
3.何もせずぼーっとする
何もせずにぼんやりすると、脳はDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という状態に入ります。この状態に入った脳は、脳内に散乱した情報の整理を行います。
現代人には、このDMNの時間が足りないと言われています。スマホやパソコン、テレビなどで暇つぶしする人が多いからです。
そのため寝る前に、意識的に脳をDMN状態にすることで、よりスッキリした状態で翌日の仕事をスタートすることができます。
1.カフェインを摂る
カフェインには脳が覚醒させる効果があるため、就寝前に摂ると眠れなくなってしまいます。カフェインは、コーヒーやエナジードリンクだけでなく、紅茶や緑茶、チョコレートにも含まれています。そのため、寝る前に熱い緑茶を飲んだり、チョコレートを食べたりする人は、注意しましょう。
2.熱い湯船につかる
寝る前に熱いお風呂に入るのもNGです。42度程度の熱いお湯は交感神経を刺激するため、脳が興奮状態になってしまうからです。寝付きをよくするためにも、お湯の温度は38~40度位に設定し、就寝の90分前までに入浴を済ませるようにしましょう。
3.お酒を飲む
お酒を飲むと眠くなるため、入眠がスムーズになると思われがちです。しかし、アルコールは睡眠を浅くし、途中で覚醒してしやすくする作用があるため、寝る前に飲むのはあまりおすすめできません。
4.スマホを触る
寝る前にスマホを触ると、睡眠が浅くなり、翌日起きるのが辛くなってしまいます。スマホの画面から発されるブルーライトは、眠気を引き起こすホルモンである「メラトニン」の分泌を抑制してしまうからです。
今回は、仕事から帰ってから寝る前の間にするべきこと、してはいけないことについて解説しました。寝る前に、仕事の準備を終わらせたり、ぼんやりしたりして過ごすと、翌日気持ち良く出社できるようになります。
寝る前にしてはいけない行動としては、お酒やカフェインの摂取、熱い湯船への入浴、スマホの操作があげられます。それらの行動は睡眠の質を下げ、翌日起きるのが辛くなってしまうからです。そのため仕事から帰ってから寝るまでの間は、なるべくリラックスして過ごし、質の良い睡眠を摂ることを心がけましょう。
(画像はぱくたそより)
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