スマホやタブレットのバッテリーを長持ちさせる4つの方法とは?
2021.08.20
生活必需品ともいえるスマホは、バッテリーが命。充電切れで電源が入らなくなってしまうと、メールも電話もできず不便なものです。バッテリーは消耗品なので、使えば使うほど劣化して減りが早くなります。「最近バッテリーの持ちが悪い」という人は、劣化が原因かもしれません。
今回は少しでも劣化を抑え、バッテリーを長持ちさせる方法を4つご紹介します。タブレットでも同様の方法が利用できますので、両方持っている人は一緒に試してみてください。
スマホの設定を変えるだけでバッテリーの消耗を抑えることができます。比較的簡単に実践できるものを以下に並べてみました。
■画面の明るさを変更する
スマホの液晶は以前と比べると大画面・高画質化しています。写真や動画が綺麗に見られるのは嬉しいことですが、どうしてもバッテリーに負荷がかかってしまいます。不便にならない程度まで暗めに設定しておくとよいでしょう。
■Wi-FiやBluetoothは使用しないときはオフにする
Wi-FiやBluetoothをオンにしていると、接続先を探すためにバッテリーを消耗します。使用していないときにはこまめにオフにしましょう。
■バッグラウンドで作動しているアプリをオフ/不要なアプリを削除
使用するアプリによっては、使っていないときにも自動で通信を行ってデータを同期する「バックグラウンド通信」という機能があります。使用頻度の低いアプリはこの機能をオフにしておくことでバッテリーの消耗を抑えることができます。
使用頻度の低いアプリや、ダウンロードしたものの使っていないアプリは思い切って削除してしまうのも手です。
■自動ロック時間を短くする
自動ロックは、一定時間スマホを操作しないと自動で画面にオフにしてくれる便利な機能です。自動ロックの時間を短めに設定しておくことで、バッテリーの消耗を抑えることができます。
■アプリのプッシュ通知をオフ
プッシュ通知をオンにすると、通知があるたびに画面がオンになってバッテリーを消耗します。頻繁に利用するアプリ以外は通知をオフにするとよいでしょう。
■位置情報サービスをオフ
位置情報サービスは現在位置を特定するためにGPSとの通信を頻繁に行うためにバッテリーを消費します。使用していないときはオフにするとよいでしょう。
充電切れを起こさないよう、充電できるときにこまめに充電していませんか。
バッテリーに使われているリチウムイオン電池には「充電と放電を繰り返すことで劣化する」という性質があります。
そのため、充電切れを恐れるあまり何度も充電を繰り返すことは、かえって電池の劣化を早めてしまいます。
長い目で長持ちさせるためには、10~20パーセント程度までバッテリーを減らしてから満タンまで充電するようにしたほうが、結果的に充電回数を減らせるためバッテリーにはよいのです。
外出中バッテリーが切れるのが心配な場合は、モバイルバッテリーを持ち歩いておくと安心ですね。
リチウムイオン電池には「高温にさらしておくと劣化する」「満充電や電池切れ状態で放置すると劣化する」という性質もあります。
充電しながらスマホを使うと、バッテリーの温度がどんどん上昇し、劣化する原因になるのでやめましょう。また、就寝前に充電器につないで朝まで放置するというのもよくありません。就寝前には充電を済ませておくのがベストです。
安いからといって品質の悪い充電器を使うと電気の供給が不安定になり、バッテリーが高温になるなど、負荷がかかりやすくなります。
できるだけキャリアやメーカー指定の充電器を使うようにしましょう。そうでないものを利用する際には「モバイル充電安全認証(MCPCマーク)」のロゴが入った製品を選ぶと安心です。
バッテリーを長持ちさせる4つの方法をご紹介しましたがいかがでしたか。今回紹介した内容はどれも手軽に実践できるものばかりですので、ぜひ今日から実践してみてください。
バッテリーはだいたい500サイクルで寿命を迎えるとされています。使用状況にもよりますが1日に1回の充電で、2年以内の計算です。満充電したにもかかわらず数時間で一気に減ってしまうようになったらバッテリーそのものの寿命が近づいてきていますので、交換や修理も検討してみてください。
(画像は写真ACより)
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