自分に合った方法を見つけよう!在宅勤務で仕事モードへ気持ちを切り替える方法とは?

2021.03.09

仕事がテレワークに移行し、在宅勤務が増えたひとも多いことでしょう。それに伴い、仕事用のスペースや設備の確保、生活リズムもそろそろ落ち着いてきたことと思います。

しかし、在宅勤務やテレワークに慣れた反面、慣れた環境下では、仕事とプライベートの切り替えがうまくいかず、やる気が出ないといった声も多いようです。

そこで今回は在宅勤務で、うまく気持ちを切り替える方法をご紹介いたします。

着替える・メイクをする

通勤やオフィスなどで人と会わなくなったとはいえ、パジャマや部屋着のままでは、気分的にオンオフの切り替えがしづらいです。

しかし出社しているときと同じ環境とモチベーションを再現しようときっちりメイクをし、スーツや仕事着に身をつつんで在宅勤務をする、というのも大そうです。

そこで、気持ちを仕事モードに切り替えるために「人と会っても恥ずかしくない程度の服に着替える」というのはどうでしょう。女性であれば、フルメイクをする必要はありませんが、ナチュラルメイクをするだけでも気持ちの切り替えができ、急なオンラインミーティングにも対応できます。

仕事用のスペースを作る

住宅環境によっては難しい場合もありますが、仕事用とプライベートのスペースは「分ける」ことをおすすめします。

1つの部屋を確保できることが最も望ましいですが、全ての人が部屋を確保できるわけではありません。そこで、壁や窓に向かって作業用のデスクを置いてみましょう。視覚的に「ここは仕事をするところ」と認識することができ、専用スペースに座るだけで、気持ちが切り替わります。

「自宅にいると家族の様子が気になってしまう」という人は、パーテーションを置くだけでも、仕事とプライベートを切り離している感覚になり集中力が上がります。最近では段ボール素材の低価格なパーテーションもあり、オンラインミーティングの背景に自宅が映りこまないので、とても便利です。

デスク周りを整える

仕事中に多くの時間を過ごすデスク周りを整えると、清々しい気持ちで仕事を始めることができます。

デスク周りにマンガや雑誌、お菓子などがあると、プライベートと作業スペースとの切り替えがしづらくなることに加え、誘惑も多くなります。

デスク周りは、仕事に必要なものだけを置くようにして、集中力を途切れさせるものは、目の届かない場所へと遠ざけましょう。

勤務開始前に1日のタスクを書き出す

勤務が始まる前に、その日のタスクを書き出してみましょう。

タスクを見える化して明確にすることで、優先順位を考えたり、改善点や疑問点を洗いだしたりしているうちに、自然と脳が仕事モードへとシフトしていきます。

書き出すツールは、ノートやホワイトボード、タスク管理アプリなどがあり、アナログ・デジタルに関わらず、自分が最も使いやすいと感じるものがよいでしょう。会社のメンバーと、オンラインでタスク管理や情報共有をする機会が多い人は、インターネット上のタスク管理ツールを使うと便利です。

始業・終業時間を守る

在宅勤務やテレワークでは、作業を続けようと思えば、どれだけでも続けることができてしまうので、仕事とプライベートの線引きが難しくなってしまいます。

そこで、アラームを使って始業、休憩、終業時間を区切りましょう。

「12時の休憩時間までに終わらせる」「18時の終業時間までに明日のスケジュールを確認する」などのように、時間を目安にしてオンオフを区切ると、気持ちの切り替えがしやすくなります。仕事モードへうまく気持ちを切り替えるためには、いかに仕事以外のプライベートな時間を充実させるかが重要だと思われます。

まとめ

在宅勤務やテレワークと一口に言っても、人によって環境や仕事の内容は違います。

小さな子どもや介護を必要とする家族がいたり、にもかかわらず外部と頻繁に連絡を取らなければならなかったりと、なかなか仕事に集中できない人もいるでしょう。

在宅勤務では、どの方法が自分にとって最もストレスなく気持ちを切り替えることができるか、試行錯誤しながら見つけていきましょう。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一