ビジネスリュックのメリットやデメリットは?選ぶ際に気をつけたいポイントはある?

2021.02.25

「クールビズ」「オフィスカジュアル」といったファッションが受け入れられるようになった今、ビジネスバッグもカジュアルなものが登場し「ビジネスリュック」として人気が上昇しています。

そこで今回は、ビジネスリュックを使うメリット・デメリット、種類や選ぶときのポイントなどをご紹介していきます。

ビジネスリュックのメリット

ビジネスリュックのメリットとして「両手が自由に使える」「沢山の荷物を持ち運べる」といった点が挙げられます。

両手が自由に使えると、何かと便利です。たとえば共働きの世帯では会社帰りに買い物をしたり、子どもの送迎をしたりすることもあると思いますが、リュックを背負っていれば買い物袋を両手で持ったり、子どもの荷物を片手に手をつないで帰ったりすることもできます。

またビジネスリュックは、ビジネスバッグやショルダーバッグに比べると両肩に重さが分散し、重心が安定するため、沢山の荷物を長時間持ち運びしやすく、かさばりやすいノートパソコンも持ち歩きやすいです。

自転車通勤を考えている人にとって、両手が空き重心も安定するビジネスリュックは特におすすめです。

ビジネスリュックのデメリット

一方デメリットとして「荷物を取り出しにくい」「カジュアルに見えてしまう(ビジネスライクでない)」といった点が挙げられます。

荷物を背負う格好になるため、急いで何かを取り出したいときには、手提げバックに比べるとひと手間かかってしまいます。

また「リュック=カジュアル」というイメージが残っていることや、背負うことでスーツのラインがくずれることもあり、身だしなみ重視の仕事には向いていません。職場によってはビジネスリュックそのものを禁止しているところもあります。

ビジネスリュックを選ぶときに気をつけたいポイント

ビジネスリュックを選ぶときに気をつけたいポイントは3つあります。

一つ目は「スーツに合うシンプルなデザインを選ぶ」ということです。

ビジネスシーンで使うリュックですから、デザインやカラーが派手だとカジュアル感が協調されてしまいます。ブラック、ネイビー、グレーといった落ち着いた色合いのリュックを選ぶとよいでしょう。

二つ目は「適切なサイズを選ぶ」ということです。ここでいう適切なサイズとは、リュックの大きさとマチ(奥行き)の広さを指します。

ビジネスシーンで使うとなると、書類を持ち運ぶことも多くなります。最低でもA4サイズの書類がそのまま入るようなリュックを選びましょう。商品によってはB4サイズが入るものもありますので、大きめのノートパソコンを持ち運ぶような場合は検討してもよいでしょう。

また、沢山の荷物を入れたいからとマチが広いリュックを選んでしまうと、アウトドア仕様にみえてしまうので注意が必要です。マチが17cm以下だとすっきり見えます。

しかし、出張が多い人はあえてマチが広いビジネスリュックを選ぶという選択肢もあります。キャリーケースを持っていくほどではないけれどある程度の荷物が入る鞄が欲しい、というときに便利です。

三つ目は「購入する前に試着する」ということです。
ビジネスリュックの場合背負うことが前提となるため、着用感が快適でないと、移動の度にストレスを感じながら仕事をすることになります。

また、同じリュックでも体型によって見え方が変わります。気に入ったリュックは必ず背負って鏡で確認し、自分の体型とサイズ感がちぐはぐになっていないかチェックしておきましょう。

まとめ

ビジネスリュックはスーツに合わせるものなので、カラーやデザイン、そして実際に背負ったときの見え方を確認してから購入するのがおすすめです。

TPOに応じてリュックと手提げバック、ショルダーを使い分けたいという場合は、スタイルを変えられる2wayや3wayバッグを検討してみてもよいでしょう。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一