手軽で簡単!すぐにできる部屋の乾燥対策

2021.02.17

部屋の乾燥は肌や髪がパサつくだけではなく、体の不調も引き起こしてしまいます。そのため部屋が乾燥しないよう、しっかりと対策しておきたいものです。

今回は、手軽にできる部屋の乾燥対策を取り上げてみました。

どの対策も簡単ですぐに始められるものばかりなので、参考にしてください。

加湿器を使う

手っ取り早く加湿をしたいのであれば、加湿器が最適です。

部屋が広いと、全体を加湿するために大きな加湿器が必要になります。そこで、USB充電式の卓上加湿器を使ってみましょう。デスクの上に置いておくだけで、ピンポイントに加湿をすることができ、乾燥対策になります。

加湿器に入れる水をアロマウォーターにすると、リラックス効果があります。また、次亜塩素酸水を入れると、空間除菌をすることもできます。いずれもアロマウォーターや次亜塩素酸水に対応した加湿器を使い、次亜塩素酸水は直接吸い込むことがないようにしましょう。

USB充電式加湿器は、どこでも持ち運びができるので、部屋以外に車や寝室でも使うことができます。

洗濯物を干す

洗濯物を部屋干しすると、濡れた衣類が乾くときに水分が蒸発するので、部屋の湿度を上げることができます。洗濯物の部屋干し臭が気になる場合は、部屋干し用の洗剤を使用したり、衣類用の消臭スプレーを吹きかけたりしましょう。

洗濯物を部屋干しすることは、乾燥対策のほか、花粉やPM2.5から洗濯物を守ることもでき、健康面でメリットの多い対策です。

エアコン以外の暖房器具を使う

エアコンの風は部屋の乾燥をより加速させてしまうので、エアコン以外の暖房器具を使うことを意識してみましょう。

石油ストーブやガスファンヒーターは、燃焼するとともに水蒸気が出るので乾燥対策には有効ですが、火事やガス漏れ、火傷には注意が必要です。さらに、1時間に1回は5~10分の換気を行いましょう。

床暖房やホットカーペット、オイルヒーターは部屋全体をじんわりと温めることができ、空気も乾燥しにくく、何よりも火を使わないので安全です。小さなお子さまやペットがいる場合には、床暖房やホットカーペットなど安心して使用できる暖房器具を選ぶようにしましょう。

霧吹きを使う

霧吹きを使って空間にスプレーすることで部屋の湿度が上がります。

スプレーは100均に売っているものでもじゅうぶんですが、霧の粒子が粗いので、床や下に置いてあるものが濡れてしまうこともあります。そんなときは、カーテンやカーペット、ソファなどにシュッシュと吹きかけることで対策しましょう。

加湿器と同様にアロマウォーターを使うと、部屋全体にいい香りが広がり、癒し効果があります。

窓や床を水拭きする

濡れた雑巾で床や窓を拭くと、水分が蒸発するので部屋の湿度が上がります。

用意するのは、雑巾1枚のみという手軽さです。雑巾がなければ使い古したタオルや衣類でもかまいません。雑巾も使い古したタオルもなければ、新聞紙を濡らしたものでも代用できます。

特に濡らした新聞紙は、新聞紙の微細なインクがチリやほこりなどをキャッチしてくれるほかにも、油汚れや手垢などを分解するので、床や窓にツヤが出ます。拭き終わったあとは、そのまま捨てるだけなので手間がかかりません。

乾燥対策ができ、さらに部屋や窓も掃除して綺麗になるので、清々しい気持ちで仕事に取り組むことができます。

まとめ

さまざまな乾燥対策をご紹介しましたが、住宅事情や部屋の間取りによっては、難しい対策もあるかと思います。それぞれの環境や状況に応じて、電気代などにも考慮しながら、いくつかの方法を組み合わせてみるのもいいかもしれません。

加湿のしすぎで結露が出ないようにコントロールしながら、自分に合った乾燥対策をしてみてください。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一