ノマドワーカーの概要や必要な設備向いている職業は？

2021.01.30

仕事や職場の人間関係に疲弊してはいませんか。チームワークを駆使して、1人では成し得ないような大規模な仕事をこなせるのが会社員の強みですが、チームプレーや人に指図されるのが苦手な人にはとっては、苦痛に感じる感じることが多いかもしれません。

いま、働く場所や人間関係にとらわれない働き方である「ノマドワーカー」が注目されています。今回はノマドワーカーの特徴やメリット・デメリット、ノマドワーカーに向いている職種についてご紹介します。

ノマドワーカーとは会社に通わず、自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで、自由に仕事をする人のことを指します。場所にとらわれずに働く様子が、放浪者や遊牧民に似ていることから、英語で「遊牧民のような労働者」を意味するノマドワーカーという名がつけられました。

ノマドワーカーは、フリーランスや自営業として活躍する人が多いですが、現在リモートワークを導入している企業が増えているため、会社に所属しながら、ノマドワーカーとして働く人もいます。

ノマドワーカーになるには次の設備環境が必要です。

・スマホやパソコン、タブレットなどの電子機器
・ポケットWi-Fi
・充電器
・モバイルバッテリー

充電器はコンセントにプラグを差してスマホやパソコンを充電する機器、モバイルバッテリーは、コンセントの無い場所でスマホやパソコンなどを充電するための機器です。

Wi-Fi環境とコンセントのある図書館やカフェのみで仕事をする人には、ポケットWi-Fiやモバイルバッテリーは必要ないかもしれません。ただこの2つがあると、インターネット環境やコンセントの無い場所での作業が可能となります。

1.Webライター
メディアや企業HPに掲載する文章を執筆する仕事です。ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを使えば、誰でも仕事を受注できるため、他の職種に比べて始めやすいのが特徴です。

ただ敷居が低い分、契約先を見極めないと不当に安い単価を支払われてしまうこともあります。

2.Webデザイナー
Webサイトのデザインや構成作りを行う仕事です。Web業界の成長に伴い、需要が高まりつつあります。専門的な知識やスキルが必要なため、敷居はやや高めですが、高単価な仕事が多いのが魅力です。

3.プログラマー
アプリやゲーム、ソフトウェアのプログラミングを行う仕事です。プログラム言語を用いて、コンピューターを操作する必要があるため、プログラミングに関する専門知識が必要不可欠となります。近年IT業界は人手不足が深刻化しているため、ノマドワーカーの中では、報酬額が比較的高いのが特徴です。

ノマドワーカーは、好きな場所で好きな時間に仕事ができるため、マイペースに仕事が進められます。また通勤しなくて済むほか、スーツに着替える必要も無いため、交通費やスーツ代がかからないのも魅力です。

仕事をさぼっても怒る人が近くにいないため、ついつい怠けてしまいやすいのが欠点です。ノマドワーカーの報酬は基本的には出来高制のため、ダラダラ仕事をしてしまうと、労働時間が長いのに、報酬が少ないという状態に陥ってしまうリスクがあります。

本記事では、ノマドワーカーの概要や向いている職業などついてご紹介しました。ノマドワーカーとは、電子機器を使用し、カフェや喫茶店、図書館など好きな場所で仕事をする働き方です。主な働き方として、Webライターや、Webデザイナー、プログラマーなどがあげられます。

自分のペースで仕事をできるのが、ノマドワーカーの魅力ですが、その分自分で決めた仕事をきっちりこなせるよう自己管理を徹底する必要があります。

（画像はぱくたそより）