もしかしてうつかも!? 意外と多い社員の遅刻が精神的な病であるケース

2015.08.31
遅刻の原因はうつかも?

社員の遅刻はどこの会社にもあると思います。遅刻の理由は様々ですが、多くは寝坊なのではないでしょうか?その他の理由には、予定が入ってしまったなど時間的な理由で出勤が遅れる場合があります。しかし度々出勤が遅れる社員には注意が必要です。寝坊癖もあるかもしれませんが、鬱の可能性があります。今回は鬱が社員の遅刻を引き起こすことについて記載いたします。

怖いうつ!

うつの人は神経質やまじめなために失敗やミスを犯すと自分を責めてしまいます。また責任感が高いため、自分に負荷をかけてしまいます。遅刻のからくりについては下記のサイトで詳しく記載されています。心と体と頭に関連があるみたいです。

参考サイト
男の健康
http://diamond.jp/articles/-/3509?page=2

鬱の社員の特徴

鬱の社員の特徴には以下の予兆があります。
・テレビを見ない
・音楽を聴かない
・イベント毎に参加しない
・眠れない
・トイレの回数が多い・または極端に少ない
・出勤が遅い
・仕事が遅くなった
・ぼーっとして頭が働かない

上記の症状があった場合は、注意しなくてはいけません。症状が見受けられる場合には、病院に行って、診察を受けてもらいましょう。

診察を受けて、鬱病判断を行い、鬱病ではない場合には、社員にカウンセリング・ヒアリングすることをオススメします。別の原因があり、改善・対処することが出来ます。多くのケースで、上司の発言や人間関係に原因がありそうです。

鬱病と判断された場合には、会社を休職していただいた方がいいです。休職の手続きには下記の書類が必要です。下記の書類を人事部に提出してください。

・休職願
・医師の診断書

傷病手当を受け取ることが出来る可能性もあるので、傷病手当金を申請しましょう。健康保険傷病手当金請求書を社会保険事務所・健康保険組合を毎月一回提出してください。

鬱病による休職期間は3ヶ月程です。期間中は投薬やカウンセリングなどを受けて休養します。その後、復職という流れになります。

ただ多くの人は、その後休職を繰り返したり、離職してしまったりするケースが多いみたいです。鬱病にかかる前に、社内で相談し、解決策を導き出してください。

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高野勤一
高野勤一