テレワークで効果を発揮する便利なツールとは?

2020.12.14

新型コロナウイルス感染拡大により、我々の生活に大きな変化が発生しました。感染拡大を防止するため、外出をできるだけ自粛する生活が求められています。

仕事についても、これまで当たり前のように、会社へ通勤していました。しかし、通勤時の感染リスクを減らすため、在宅勤務を推奨する企業も増えました。

リモートワークやテレワークを行っている企業はありましたが、働く場所を自宅に限定するようになると、働くための環境準備が必要です。

テレワークの中でも在宅勤務に絞って、あると便利なツールについて紹介します。

インターネット環境

在宅勤務をするために、自宅にインターネット環境が必要です。

現在はネット社会ですので、自宅でもインターネット環境があるのは当たり前かと思う人がいるかもしれませんが、意外とインターネット環境がない人もいます。

理由はスマホの普及により、携帯会社の回線からインターネットを利用している人が、若い世代を中心に多くいるからです。

在宅勤務では、大容量通信が必要となるため、インターネットプロバイダの回線を用意します。通信速度は実測で20~30Mbpsほどあれば、ビデオ会議でも安心です。

パソコン・モニター

会社が在宅勤務用パソコンを用意する場合もありますが、自分のパソコンを利用する場合もあります。

パソコンについては、会社で与えられるようなハイスペックパソコンを持っている人は少ないと思います。特に若い世代はスマホしか持っていない人も多いようです。

また、パソコンは所有していても、外部モニターは持っていないという人も多いでしょう。

仕事の内容にもよりますが、今後も在宅勤務が続くようであれば、高い投資にはなりますが、ハイスペックパソコンと大画面モニターを用意すると、快適に作業ができるでしょう。

HDMIケーブル

もし大型テレビを持っている人は、HDMIケーブルがあると簡単にパソコンの画面が表示できます。

ノートパソコンなどは、HDMIケーブルで大型テレビにパソコン画面を映して作業を行うと疲労の軽減にもなります。

また小型のテレビであっても、デスクトップ拡張機能を使って、サブモニターとして利用すると快適に作業ができます。HDMIケーブルについては、少し長めのものを用意すると便利です。

机・椅子

いきなり在宅勤務をすることになっても、仕事をする机と椅子の準備が間に合いません。高性能な机や椅子を購入したとしても、置くところがなければ意味がありません。

差し当たって、ホームセンターなどで売っている折り畳み式の机と椅子を活用してみます。机の大きさは、まずはノートパソコンとマウスが使える程度でいいでしょう。

折り畳み式の利点としては、移動が容易で、場所を選ばないことです。天気が良い日は外を向いて仕事ができます。ビデオ会議の時には、背景が気にならない場所に移動できます。

また、ホームセンターで売っている折り畳み椅子には、背もたれがないものがあります。背もたれがないことで、体を支え続けなければならないため、姿勢が悪化することを予防できます。

姿勢を意識することで、肩こりや腰痛の予防にもなります。机のスペースが足りないようであれば、2台並べてスペースを拡張することもできます。

クッション・バランスボール

折り畳み椅子に長時間座っているとどうしてもお尻や腰が痛くなってきます。その時は、クッションを使用しましょう。

低反発素材のクッションが良いでしょう。椅子をバランスボールに変えてみるのも、気分転換になります。

AC電源付きUSBハブ・テーブルタップ

USB機器として、Webカメラ・ヘッドホン・マイク・ライト・扇風機・加湿器などは、在宅勤務でも便利です。

そこで不足するのがUSBポートです。ノートパソコンであれば、使えるUSBポートは、マウス分を除けば2~3つ程度ですので、USBポートが不足します。

USBポートを電源供給として使っているUSB機器については、AC電源付きUSBハブに接続します。また、100V電源コンセントも足りなくなるので、長めのテーブルタップがあると便利です。

まとめ

在宅勤務では、働く場所の環境を自分で用意しなければなりません。

お金をかけてオフィスと同じ環境を用意できれば良いのですが、生活空間を作業場にする場合は、スペースの問題があります。自宅で仕事をすることが不便にならないように工夫してみましょう。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一