上手にメモを取るにはどうしたら良いの?

2020.11.29

新しい業務を教えてもらったときや、クライアントとの打ち合わせ時など仕事中にメモを取る場面はたくさんあります。メモは主に、備忘録としての役割を果たしますが、取り方が不十分であると、どこに何が書いてあるのかわからなくなったり、要点が抜けてしまっていたりする場合があります。

仕事中上手にメモを取るにはどうしたら良いのでしょうか?今回はメモの3つの役割や、上手にメモを取る方法などについてご紹介します。

メモの3つの役割

1.備忘録
メモは備忘録としての役割を果たします。メモを見返せば、忘れたことをすぐに思い出せるからです。特にたくさんの工程がある業務や、複雑な手続きをこなす場合、記憶だけを頼りに行うとミスしてしまう可能性が高いです。しかしきちんとメモを取っておけば、メモを見返しながら着実に業務をこなすことができます。

2.情報を整理する
メモには情報を整理する役割もあります。特にたくさんの発言が飛び交う会議中にメモと取っておくと、話の要点や全体の流れをスッキリ整理できます。

3.頭の中のアイデアの具現化する
アイデアをメモし、それを実行するためのプロセスや、課題点を記載していけば、頭の中にとどまっていたアイデアをより具体的なものへ進化させられます。

ふとひらめいたアイデアは、そのときどれだけ良いものだと思っていても、いつの間にか忘れてしまうことが多いです。そんなとき、すぐにメモしておくと、アイデアを忘れずに済むうえ、書きためておけば、新たな発想や企画を生み出す可能性があります。

上手にメモを取る3つのポイント

1.要点をまとめる
メモを取る際は、要点のみを簡潔に書き残すのが重要です。言われたことをそのまま書き写すだけでは、何が大切なのかわかりづらくなってしまうからです。また要点のみを書き出すのが苦手な人は、色つきペンやマーカーで大切な部分に印を付けておき、あとからメモを書き直すことから初めてみましょう。

2.余白を設ける
メモを取る際、できるだけ多めに余白を設けるのも大切です。あとから気づいたことや調べてわかったことを追記しやすくなります。

3.書いた日付を記載する
メモするときに、日付や場所、誰に言われたのかを記載しておけば、見返す際の目印になります。日付を記載するのをいつも忘れてしまうという人は、メモ帳にあらかじめ日付記載欄のあるものを使用するのがおすすめです。

例としては、コクヨ株式会社が販売している「打ち合わせ記録帳」があげられます。「打ち合わせ記録帳」は、打ち合わせ内容をわかりやすく記録するための文具です。記録帳の上部に日付や件名、内容、出席者などを書く欄があるため、日付の記載漏れを防げるうえ、あとから見返すのがとても楽です。

便利なメモアプリ「メモ帳 – シンプルなメモ・ノートのメモ帳」

スマホでメモを取りたい人には、「メモ帳 – シンプルなメモ・ノートのメモ帳」がおすすめです。

このアプリは、「シンプルカレンダー」や「シンプル家計簿」を手がけるKomorebi Inc.が開発したアプリです。動作の安定性とシンプルな使い心地にとことんこだわりっており、ツールはメモ、SNS共有、メール送受信の3つのみに絞られているのが特徴です。

メモの並べ替えや色づけもできるため、Todoリストとしても利用可能です。起動が速く文章は自動保存されるので、言われたことを速やかにメモしたいときに便利です。

まとめ

打ち合わせや会議中など、仕事中にはメモと取らなくてはならないシーンがたくさんあります。上手にメモを取れず、メモをあとから見返しても、何が重要なのかがよくわからないと、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

今回は、メモの役割や取り方、書き方のポイント、メモを取る際に便利なグッズやアプリについて解説しました。メモには備忘録や情報整理、アイデアの具現化という3つの重要な役割があります。そのためメモを取る際は、あとで見返しやすいように、日付を記載し、要点をわかりやすくまとめるのが重要です。

(画像はぱくたそより)

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高野勤一
高野勤一