在宅勤務でうまく気持ちを切り替える方法とは?

2020.11.27

新型コロナウイルスによって、在宅勤務制度の導入が加速度的に進みました。これまでも、一部の従業員を対象に試行していた会社はありましたが、本格導入や規模拡大には消極的でした。

しかし、実際にやってみると今まで心配していたことがそれほど問題でないことが分かり、むしろ会社としてのメリットが明確になりました。

労働者も、在宅勤務のデメリットが明らかになりました。デメリットとして、労働環境の変化が無いことによる気持ちの切り替えができないということです。

在宅勤務で、気持ちを切り替える方法について紹介します。

身の回りの整理・整頓

仕事を始めるときは、周囲を整理・整頓して、余計なものが視界に入らないようにしましょう。

デスクの整理・整頓はもちろんですが、部屋の中も気になるものがあるようならば、視界に入らないようにします。

情報の90%が目からの情報です。視界に気になるものがあると、どうしても仕事に集中できません。整理・整頓が難しいようであれば、窓に向かって仕事をするなどしても良いでしょう。

服を着替える

自宅だから服を着替えなくても仕事はできます。しかし在宅勤務が続くと、服を着替えることがおっくうになります。服を着替えることで気持ちを切り替えて仕事に取り組めます。

やることリストを作る

いきなり仕事に取りかかるのでなく、その日にやることを書き出してから仕事を始めましょう。書き出すことによって、その日の仕事内容が明確になり、進捗状況も確認できます。

1時間に1回は席を立つ

在宅勤務では、デスクの電話が鳴ることや同僚が話しかけてくることはありません。

その分仕事に集中できます。しかし集中しすぎると休憩を取るのを忘れてしまい、疲れが溜まってしまいます。人間が1日で集中できる時間には限界があります。

午前中に集中しすぎて、午後から仕事に集中できなくなったという経験は無いでしょうか?1日中平均して集中するためには、適度に休憩を取らなければなりません。

スケジュールソフト等を利用して、定期的に休憩を促すメッセージを表示すると良いでしょう。

昼休みはしっかり取る

昼休みはしっかり取りましょう。労働基準法で休憩を取ることが決まっています。コロナ禍のため、外出は控えた方が良いですが、昼食を買いに外に出て気分転換を図るのも良いでしょう。

在宅勤務であっても、オンオフのメリハリは必要です。

15分程度の昼寝をする

どうしても、仕事に集中できないときは、15分程度昼寝をしましょう。15分程度睡眠を取ることで、それまでの疲労がリセットされ、その後の効率が上がります。

「仕事中に昼寝なんて」と思う人がいるかもしれませんが、疲れた状態ではやる気もおきません。集中できない状態でダラダラ仕事をするよりはるかに効率的です。

翌日の準備をして仕事を終える

翌日も在宅勤務をするのであれば、仕事を終える前30分は、翌日の仕事の準備をして終わりましょう。この習慣をつけることで、翌朝一番の回答を求められているタスクなどの見逃し防止にもなります。

1日の最後に、翌日の準備をすることで仕事の区切りとなり、プライベートな時間に気持ちを切り替えます。

まとめ

在宅勤務は、働く場所が自宅ということ以外、会社で仕事をしているのと変わりありません。新型コロナウイルスが収束しても、在宅勤務という働き方は残ります。

自分にあった気持ちの切り替え方法を見つけて、在宅勤務で充実感の得られるワークライフを送ってください。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一