仕事中続くミスの原因と対策方法を徹底解説!
2020.10.14
仕事をしている人にミスはつきものです。しかし、仕事中のミスについて、以下のような悩みを抱えている人も少なくありません。
「ミスが続いてしまう。」
「人よりもミスが多い。」
「どうしたらミスを防げるのかが分からない。」
今回は、仕事でミスが続いてしまう原因や、ミスを防ぐ方法についてご紹介します。
仕事でミスが続く主な原因として、以下の4つがあげられます。
・ミスの責任を人に押しつけている
・注意力散漫なまま仕事をしている
・ミスの原因を分析していない
・キャパシティ以上の仕事をこなしている
下記項目では、それぞれの原因がミスにつながる理由と、ミスの対策方法について解説します。
まず、ミスが続く原因として確認不足があげられます。人は誤字脱字や作業工程の手順間違い、指示を出した人とのコミュニケーションの齟齬が原因でミスをしてしまいます。上記のミスは、確認作業を行わないと気がつけないでしょう。
また、確認作業をしていても、確認の仕方に問題があれば、ミスを的確に見抜くことができません。実際、医療事故の2.8%はダブルチェックをしたにも関わらず、起こってしまった事故です。従って、確認しなければいけない箇所を事前にチェックした上で確認作業を行わないと、大きなミスや連続したミスにつながるでしょう。
注意力散漫なまま仕事をしていると些細なことでミスをしてしまいます。また、注意力が散漫になってしまう原因として、マルチタスクがあげられます。
実際、人の脳は2つ以上のことを同時にするマルチタスクができない構造になっています。そして、人が2つ以上のことを同時にこなそうとすると、生産性が40%も下がり、ミスをしやすくなってしまうことも明らかになっています。
そのため、業務中のミスを減らすには1つの仕事に集中し、確認作業を行ってから次の仕事に移るというプロセスをおすすめします。
下記の例のように、ミスの原因を分析できない人は何度も同じミスをしてしまうでしょう。
・ミスの責任を人のせいにする
・ミスをした時、落ち込むだけでミスの原因に目を向けない
・ミスをした際、周りに報告せずに隠し通し、ミスを無かったことにする
上記の理由から、ミスをした際は、ミスの原因や改善策、再発防止策をきちんと分析した上で、同じミスを2度繰り返さないようにしましょう。 また、ミスをした際は一人で抱え込まず、周りの人に速やかに報告、謝罪をした上で意見を仰ぐのも有効です。
どれだけ仕事が忙しくても、キャパシティを超える仕事量をこなしてしまうと、ミスにつながってしまいます。理由としては、自分のキャパシティ以上の仕事を抱えてしまうと、焦りが生じてしまうことがあげられるでしょう。 実際に人が自らのキャパシティを超えた仕事量を抱えて、焦りながら仕事をすると、以下の問題が起こります。
・確認作業をせずに仕事をしてしまう
・作業中手抜きをして、いい加減な仕事をしてしまう
・視野が狭まる
・イライラしながら仕事をしてしまう
・「仕事が終わらなかったらどうしよう。」と言う気持ちがつきまとい、注意力が散漫になる
上記の理由から、キャパシティ以上の仕事を抱えてしまったら、周りの人に協力を仰いだり相談したりするなどの対処をするとミスを防げるでしょう。
仕事中誰もがしてしまうミス。ミスをしてしまうと、会社の人やクライアント、顧客に迷惑をかけてしまう可能性があります。今回は、そんなミスを何度もしてしまう原因とミスの防ぎ方について解説しました。ミスを頻繁にしてしまう人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
(画像はぱくたそより)
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