朝食をとることの重要性とおすすめのメニューをご紹介!
2020.04.18
みなさんは今日、朝食を食べましたか?
朝は1秒でも長く寝ていたいと考えるひとが多く、朝食を抜くひとが増えています。
朝食は1日を過ごすための活力になります。
今回は朝食をとることの重要性と、朝食におすすめのメニューをご紹介いたします。
ぜひ参考にしてください。
起床時の、ひとの脳やからだ、また臓器などの働きは低下した状態にあります。
これは前日の最後の食事から長時間エネルギーを摂取していないことによるものです。
そのため、朝食でエネルギーをしっかりと摂取しないと、脳は働かず、脳が働かないことで、からだに「動きなさい」という信号を送ることもできないため、だるさを感じたりやる気が起こらない状態になるのです。
また、就寝中は一時的に体温が下がります。
この下がった体温を上げてくれるのも朝食です。
体温が低いままだと、外部からのウイルスに対しての免疫力が弱くなってしまいます。
その結果、風邪をひきやすくなったり、からだが冷え、冷えからくる便秘や肩こりなどにつながるのです。
朝食をとることで、体温が上がり代謝が良くなるのです。
このように、朝食は生きていくための重要なエネルギー源なのです。
できれば「一汁三菜」を守り、バランスの良い朝食をとりたいところですが、仕事がある日はゆっくりと時間がとれません。
毎日忙しく働いているひとにとって、朝の数分はとても貴重です。
では、どのようなメニューであれば短時間で効果的にエネルギーをとることができるのでしょうか?
健康的な朝食といえば、「ご飯+焼き魚+お味噌汁」のようなメニューが理想ですが、毎朝このメニューを自分で作るのは、大変ですよね。
大事なのは「炭水化物+タンパク質+脂質」の栄養素をバランス良く摂取することです。
まずは「炭水化物」ですが、ご飯が理想です。
お米はデンプンを含んでいるので、血糖値を急激に上げることなく、脳にブドウ糖を送ってくれます。
脳にブドウ糖が行きわたらないと、集中力が低下し、やる気が起こりません。
ご飯は脳にブドウ糖を送るのに、最適な食材です。
そして「タンパク質」を代表する食材としては、卵をおすすめします。
卵は血糖値が上がるのを防ぎ、消化に時間がかかるので、腹もちが良くなります。
卵のタンパク質は脂肪になりにくく、1個約80kcalと低カロリーであるにも関わらず、良質のタンパク質を摂取することができます。
最後は「脂質」です。
卵にも合う脂質で、朝食の定番でもあるハムやソーセージ、ウインナーなどをおすすめします。
ハムやソーセージにはビタミンB1が含まれており、糖質をエネルギーへと変えるためのサポートをしてくれます。
またロースハムにはビタミンCも含まれています。
ビタミンCには抗酸化作用があり、美肌のもととなります。
以上の3点を踏まえたメニューを考えると、朝食の定番メニューでもある「ご飯+ハムエッグ」は、理にかなっているといえます。
調理時間も短時間で済むので、朝食にはもってこいのメニューですね。
加えて積極的に摂取するのであれば、果物や乳製品です。
果物なら「バナナ」をおすすめします。
果物ナイフで皮をむいたり切ったりする必要がなく、手も汚れにくいです。
バナナはブドウ糖を多く含むので、脳を活性化させるのに有効です。
そして乳製品の牛乳やヨーグルトも、タンパク質を多く含むので、朝食で積極的に摂取してみましょう。
忙しい朝の時間に、手間のかかるメニューを作るのは、なかなか難しいですよね。
そんな時は、前日のおかずを少し多めにつくり取りわけておくのも良いかもしれません。
少し早く起きて朝食をとることが、脳やからだを動かしてくれるだけではなく、心にも余裕を生むのではないでしょうか。
1日の仕事を効率良く、生産性の高いものにするためにも、朝食をとることをおすすめします。
(画像はPixabayより)
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