仕事に行きたくない…その理由と対処法

2020.04.11

朝起きたとき、誰もが1度は「仕事に行きたくない」「出社するのが辛い」と感じたことがあると思います。

また、仕事に行くのが辛いあまりに、「仕事を辞めて転職したら、この辛さから解放されるのかな…」とまで考えてしまうこともあるかもしれません。

しかし、そう簡単に仕事を辞めるわけにはいかないのが、社会人としての責任です。

今回は、仕事に行きたくない理由や対処法を解説していきます。

この記事を読んで、仕事に行きたくないと思う気持ちが、少しでも楽になればいいと思います。

仕事が辛いと思う理由

ではなぜ仕事に行きたくないのでしょうか?

その理由をあげてみましょう。
みなさんに当てはまるものはありますか?

過重労働

仕事量や残業が多いと、仕事に行くのが辛くなります。

仕事をいくらこなしても、終わりが見えないというのは、目標を立てづらく、やりがいを感じることができません。

また、拘束時間の長い仕事や、休日出勤をしなければならないなど、プライベートの時間を確保できず、心身ともに疲れきってしまう日々を過ごすと、仕事に行くのが辛くなります。

人間関係

自分の努力や能力では解決できないのが、人間関係に関する悩みです。

現在の仕事がいくら自分のやりたい仕事であったとしても、人間関係のもつれが原因で、会社にいるだけでストレスを感じてしまう。これも仕事に行きたくないと感じる人に多い理由です。

自分のやりたい仕事ではない

今の仕事が、実は本来自分のやりたい仕事ではないということも、理由の1つだと感じる人が多いです。

希望した職種や会社だけど、転勤や配置転換などの人事異動により、やりたい仕事につけない場合もあります。

仕事のやりがいや達成感がないとモチベーションの維持が難しくなり、仕事に行くことが辛くなることも多いようです。

仕事が辛いときの対処法
理由を書き出してみる

仕事に行きたくないと思う理由を、いったん紙に書き出して心を整理してみましょう。

「行きたくない」という気持ちが強いあまり、なぜ行きたくないと感じるのかを客観的に分析することが難しくなっているのかもしれません。

行きたくない理由と冷静に向きあうと「やっぱり仕事に行くことが懸命だ」と考え直すことになるかもしれません。

数日休む

いったん仕事から離れてみるのもいいかもしれません。

日々のストレスやからだの疲れにより、身も心もキャパオーバーになっている可能性があります。

いったん仕事から離れて、リフレッシュすることで、心身をゆっくり休めることができ、ネガティブな感情から解放されるでしょう。

ただし仕事を休む際、当日急に休むことは避けましょう。

仕事のあとに楽しみを入れる

仕事が終わったあと、自分にとっての楽しみを入れましょう。

友達とご飯やお酒を楽しむ、洋服を選びに行く
あるいはごほうびに贅沢なスイーツを買う、といったことでもかまいません。

とにかく今日1日頑張れば、楽しみが待っていると思えば、仕事に行きたくない気持ちも少しはまぎれるでしょう。

とりあえず家を出発する

仕事に行きたくないと感じるのは、おそらく出勤前であることが多いのではないでしょうか。

そんなとき、とりあえず身支度をして家を出てしまいましょう。

まずはいったん家を出て外の空気にふれ、電車に乗ったり車を運転するうちに、行きたくないと感じていた気持ちが変化することもあります。

家で誰とも離さずに陰に入ってしまっていたため、一過性の感情だったのかもしれません。

そうして過ごしているうちに、行きたくないと思っていた自分の辛い気持ちを乗り越えることができたと、逆に清々しい感情になることもあります。

まとめ

誰にでも仕事に行きたくないと感じる日はあるものです。

それは何ら怠惰や甘えなどの特別な感情ではありません。

おなじように電車に揺られているひとたち、なにくわぬ顔で信号待ちをする運転手さん、いつも元気な会社の同僚、みんなおなじ「仕事に行きたくないなあ」という気持ちをかかえているのです。

大事なのは、仕事に行きたくないと感じる自分をだめな人間だと思い込み、鬱に入ってしまわないことです。

仕事に行くことが辛いと感じたら、冷静に理由を考え、いったん仕事から離れてみるのも良いでしょう。

(画像はPixabayより)

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高野勤一
高野勤一