応募者数増加!給与前払いサービス導入で人手不足解消

2019.12.26

アルバイトやパートの募集をかけても、応募してくる人が少ないとお悩みではありませんか?
また、採用後の離職を回避したいとお考えではありませんか?

そんな人事担当者様にぜひ導入していただきたい制度が「給与即日・前払いサービス」です。

最近では、福利厚生の制度として導入される企業が増えており、それに伴い給与前払いに関する業務を企業担当者に替わって行ってくれるサービスも増えています。

今回は、給与即日・前払いサービスについてご紹介いたします。

給与前払いとは?

給与前払いとは、給与日より前に、その日まで働いた分の給与を受け取ることができる仕組みのことです。

冠婚葬祭のように急な出費が続いたり、その月だけ給料日までにお金が必要なときには、とても助かるサービスです。

また働き方が多様になった昨今では、会社がきめた給与日ではなく、自分が決めた日に給与を受け取ることを求めている人もいます。

給与前払いサービスのメリット

・求人応募者数が増える
昨今、多くの企業で人手不足なのが現状であり、企業側もあの手この手で人材確保に努めています。

募集要項の中に、「日払い・前払い」という表記をすることにより、応募者数の増加につながります。

エン・ジャパンが行った「アルバイトの給与で重視すること(複数回答可)」のアンケート調査によると、男性は「金額の高さ」「仕事内容とのバランス」に次いで、41%の人が「日払い・週払いOK」と回答しています。

このように、応募する際に「給与前払いサービス」が仕事を選ぶ基準になっていることがわかります。

・離職率の低下につながる
働き初めのうちは、慣れない仕事や人間関係の形成など、負担が大きく、安定した給与を受け取るまでは、モチベーションも下がりがちです。

しかし、給与前払いサービスでは、自分の頑張った分が目に見えて給与という形になるので、モチベーション維持を期待することができます。

・給与担当者の負担が減る
給与前払いを自社で行う場合、大人数の従業員を抱える会社では、担当者の負担が非常に大きいです。
大人数かつ申請日もそれぞれでは、業務の負担が重なり、計算ミスなどのヒューマンエラーを招く事態にもなりかねません。

給与前払いサービスを利用すれば、その業務を全て任せることができるので、担当者は他の業務に集中することができ、また給与計算ミスなども防ぐことができます。

給与前払いサービスの主な内容は?

・外部連携サービスとの連携
外部の勤怠管理システムや給与システムと連携することで、自社の担当者の勤怠管理や給与計算に対する負担を減らすことができます。

・使いやすいUIやUXの提供
サービスを利用する企業担当者、給与の前払いを申請する従業員の双方にとって、使いやすいUIやUXを提供してくれます。

・即日振り込み・送金が可能なサービスもあり
サービス側が提示する日時までに申請すれば、その日働いた分の給与を当日受け取れるサービスもあります。

・スマホやパソコンから申請することができる
上司や担当者の承認が不要で、所定の申請用紙に記入するという段階を踏まず、従業員自身がスマホやパソコンから利用することが可能です。

・給与前払い専用の口座を開設しなくてもOK
サービスによっては、コンビニのセブン銀行で給与受け取りができるサービスや、普段給与を受け取っている口座に振り込んでくれるサービスもあります。

・万全のサポート体制
企業や従業員が安心してサービスを利用できるように、サポート担当者を設置しています。
1企業につき1名の担当者を付け、ログインの仕方がわからない、パスワードを忘れたなどの従業員のサポートから、企業担当者のUIに対する質問にも、しっかりと対応してくれます。

多様な働き方が求められる昨今、毎月固定された給料日という考え方にも変化が訪れています。

これまでにあった「給与の前借り」ではなく、自分が頑張って働いた分の給与を受け取れる日を自由に設定できるという新しい考え方は、働く人々にとって、モチベーションアップや、ワークライフバランスの実現にとって魅力的な制度です。

またそうした働き方を求めている人にとって、給与前払いサービスを導入している企業は、積極的に応募しようという気持ちに、はたらきかけることができます。

現在、人手不足にお悩みの企業担当者の方は「給与前払いサービス」の導入を考えてみてはいかがでしょうか。

(画像はPixabayより)

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高野勤一
高野勤一