リモートワークのメリット・デメリットとは?
2019.12.05
近年フリーランサーや起業家などが注目されるようになりましたが、多くの企業でも場所に縛られないリモートワーク制度が導入され自律的な働き方が求められるなど働き方の選択肢が増えています。
今回はリモートワークのメリットデメリットに迫り果たしてご自身にリモートワークは合っているのか考えていきましょう。
よく「在宅勤務」と言いますが在宅勤務は自宅就労限定の呼び方となります。大まかにいえば同じなのですがリモートワークはもっと広い意味で使われます。
リモートワークとは直訳すると「遠隔業務」従業員が会社に出社せず自宅やコワーキングスペースなど自由な場所で仕事を行う働き方の事を呼びます。同じような呼び方として「テレワーク」といった呼び方もあります。
総務省はテレワークの呼び方を使用しており導入企業には「時間外労働等改善助成金」(テレワークコース)という助成金を出してくれます。
最初に挙げられるのが時間や場所に縛られず働けるという事。リモートワーク最大の特徴であると言えるかもしれませんね。
リモートワークは決められた仕事を期限内に完遂すれば良いので決まった場所・時間で働く必要がありません。なので毎朝嫌な思いをしながら満員電車に揺られる必要もありません。満員電車に乗らなくてはいけないメンタル面を考えたらこれだけでも価値があると言えますね。
働く時間や場所が自由に決められるという事は作業工程やツールなども自分で決められるという事です。そうすれば普通にオフィスに出勤し同僚や上司などと無駄話をしている時間を作業に充てることが出来ます。不必要な会議など無くなるのでより仕事に集中が出来工夫次第で生産性は飛躍的にアップするでしょう。
リモートワークでは在宅でも仕事が可能なので育児や介護などフルタイムに外で働くことが難しい方にとってはとても働きやすくなるでしょう。時間を見つけて仕事ができるので育児や介護の空き時間に働くことが可能です。
会社に出社する必要が無いので堅苦しいスーツを着る必要はありませんし、女性の方はヒールなどを履く必要もありません。自分の好きな恰好で働けるという事は精神面でも気持ちが良く仕事をできると思います。
オフィス等に出社しないという事は上司と同僚と接する機会が減ってしまいます。すると会議や雑談などで会話する機会が減ってしまい孤独を感じてしまいます。相談できる相手もいなくなりミスを指摘してくれる人もいません。そうなると不安感が膨れ上がっていき事実リモートワークを始めてからうつ病を発症した方も珍しくありません。
メリットで挙げた生産性向上に一役買う一方、スケジュール管理やタスク管理が上手くいかないとかえって生産性が低下してしまう可能性があります。時間管理などすべて自身で管理しないといけないので休憩時間を長くとりすぎてしまう、だらだら仕事をしてしまい仕事が進まないといったことになる危険性があります。そう行った事にならないよう仕事の生産性が上がるように考えて工夫しましょう。
今やインターネット環境が無い場所を探すことの方が難しいと思いますが、例えば引っ越し直後でまだインターネット環境が整っていない場合などは仕事がしづらくなってしまいます。逆に言えばインターネット環境さえあればどこでも仕事が出来るのでこれに関して言えばさほどデメリットではないかもしれません。
今回はリモートワークのメリット・デメリットをついて取り上げてまいりました。リモートワークは働き方を自由にしてくれる大変魅力的な働き方となっていますが、デメリットも存在します。
メリットデメリット両方を把握したうえで自身にリモートワークが合っているのかを考え、この記事が導入のきっかけとなれれば幸いです。
おすすめの記事
掃除や家事は運動になる!家事の運動量や消費カロリーはどのくらい?
2024.05.15 - コラム
食いしばりや歯ぎしりは歯を痛める原因に!改善の方法は?
2024.05.10 - コラム
やむを得ない事情で夜遅くの食事に 遅い時間に食べてもいい食品は?
2024.05.03 - コラム