あなたの仕事を100倍楽しくするルーティンワークの方法

2019.09.02

夢や希望にあふれて入った会社でのやりたかった仕事がある一定の期間を過ぎる頃「なんだかやる気を感じない様になってしまっていた」という事はありませんか?昨今はサザエさん症候群といって日曜日の夜になると「また明日から一週間、同じ仕事をしなければならない」という強迫観念にかられ憂鬱になり酷い時には体調不良まで引き起こす症状があります。そんな仕事のほとんどはルーティンワークと言っても過言ではありません。

仕事の効率を考えたルーティンワークとは?

ルーティンワークとは効率よく仕事をする為に用いられる仕事方法です。毎日同じ事を繰り返しやる業務や作業をルーティンワークと言います。例えば、朝の朝礼に始まりメールのチェックや来客対応、電話応対と言った業務はルーティンワークと言えます。

日々同じ事を繰り返しやる事で身体が覚えてしまって思考しなくてもできてしまうのです。人は思考をしなくなったらマンネリ化して脳が「楽しくない」と判断するのです。

楽しめなくなったルーティンワーク

最初は仕事を覚える為に一生懸命に考え脳がフル稼働している状態です。仕事を覚えてしまえばそれは日々同じ事の繰り返しで「仕事が楽しい」という状態からかけ離れてしまい脳が錯覚してしまうのです。ルーティンワークが苦手という人はこの「楽しい」と思える事が出来ないという事が嫌なのです。

しかし、考えてみて下さい。私たちは実は日々このルーティンワークを使って生活しているのです。朝は時間通りに起床し顔を洗い、歯を磨き、朝食を食べて電車に乗って会社に行きます。会社に行かないにしろなんらかの毎日の生活で必ず行う事があるはずです。それは生活のルーティンワークで、これらは楽しく無くても行います。

なぜなら自分で考えて行動していると思っているからです。でも仕事になるとこのルーティンワークが憂鬱になってしまい仕事が楽しくなくなるのです。では仕事が楽しくなるルーティンワークとはどんな方法なのかみていきます。

マンネリ化しないルーティンワークとは

脳は「仮定する→知る→考える→理解する→応用する」と思考する事で常に新しい物を生み出そうとします。人はこの仕事が楽しいと感じる為には動機が必要です。そこで楽しいを動機付けするのです。

ただ単にその仕事をしているのか?それとも何の為にその仕事が必要なのか?を知って考え、更に仕事内容を理解しそして応用が出来るまでになって初めてルーティンワークの大切さやメリットを理解し活用できる様になるのです。ルーティンワークをマンネリ化させ苦手と思いつまらない作業としてしまっているのはあなたが思考を止めてしまっているからなのです。

ルーティンワークは消化するだけではない

しかし社会のルールにも問題はあるのです。ルーティンワークを単純作業として採用している会社が非常に多いという事です。社員にただ作業をさせればいいという考えでルーティンワークが得意な人と募って呼びかけると思考をしない人が集まります。それは言い換えればその会社が思考する人材を求めていない、更に企業の成長を止めていると言ってもいいのではないでしょうか?

まとめ

ルーティンワークのメリット、デメリットをよりよく知る必要があると同時にルーティンワークは使い方で人や企業を大きく成長させる仕事方法です。時代は日々成長していっていき移り変わって行っています。

社会のモラルを問われている現代、仕事を通して「仮定する→知る→考える→理解する→応用する」事が出来る人材を育てるには作業をしてくれている社員の仕事に対しての意見や理解を深め変えていけるものは変えていく勇気を企業は持たないといけないのではないでしょうか。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一