長い通勤時間の人にお薦め、通勤時間の過ごし方

2019.04.06
通勤時間をうまく使いましょう

通勤時間はなんとなく過ぎていきますが、片道1時間なら1週間で10時間、1か月なら40時間という貴重な時間です。どうせなら有意義に利用したいものです。

通勤時間を1日の仕事の準備や、情報収集に活用したりする人もいれば、仕事に備えてしばしの休養を取ったり、趣味の音楽や映像制作に活用する人、副業に充てる人など人それぞれです。今回は通勤時間の有効活用について整理します。

平均的な通勤時間は全国平均が37分、東京などの都心で働くビジネスマンが1時間だそうです。ただ同じ1時間でも、乗り換えの多い人と、乗り換えのない人では過ごし方は異なります。通勤における乗り換えは一般的には1回程度ですが、2回乗り換えをする方も2割程度いるようです。

30分程度の短時間通勤

さて、このような通勤時間にお薦めの活用法を整理してみましょう。30分程度の比較的通勤時間の短い方は、短時間で情報収集できるニュースアプリや天気予報などのアプリが便利です。日々の経済ニュースは仕事にも活かせます。

新聞の平均購読時間は24分なので、30分以下の通勤時間の人には、新聞購読も丁度良いかもしれません。混雑して紙の新聞を読みにくいという状況であれば、タブレットで各新聞社の紙面が見られるアプリが情報量も多くお薦めです。紙の新聞より安価で購入できるので、お財布にも優しくなっています。

スマホでラジオ

ワンセグで家庭からテレビ番組を継続受信する方もいますが、ラジオも朝の情報番組には人気番組が多いようです。月曜から金曜日の朝5時から7時に放送されている文化放送・寺島尚正の「おはよう寺ちゃん活動中」では、5時台がコラム風、6時からは報道系情報番組として構成されています。

最近はスマホのアプリでもラジオを聴取できるので、車内WIFIが利用できる東京メトロなどでは使い勝手が良いかもしれません。ラジオ日本の岩瀬惠子「岩瀬惠子のスマートNEWS」も20分で朝のニュースが網羅されるので好評です。

1時間通勤の活用法

通勤時間が1時間近くあれば、テレビの1時間番組は正味45分程度なので、番組を録画して
最近はHuluやAmazon Video等、定額・見放題のサービスを利用すれば、海外の人気番組を視聴することができます。日本のテレビドラマも最近は海外ドラマを焼き直したものも多いので、比較しながら見ても面白いかもしれません。

テレビの連続ドラマを見ることが億劫になるのは認知症の始まりと言われます。前週のあらすじを思い出せず、見ても面白くないというのが続くと自然と見なくなるそうです。見放題の映像サイトなら、1シリーズを一挙に見ることもできるので、連続番組も楽しめます。

混雑度と活用度

通勤路線での混雑率で最も高いのが東京メトロ東西線の木場から門前仲町駅間で混雑率199%、次いで総武線鈍行の錦糸町、両国駅間で198%、3番目が小田急線の世田谷代田駅、下北沢駅間で192%です。混雑度の違いで違いはあるのでしょうか。

(株)オンラインスクールの調査によれば、混雑度と通勤時間の有効活用度はあまり関係ないようです。混雑していても、混雑していなくても、ほぼ6割の人は、通勤時間を活用しています。ただ、着席できた人の通勤時間の活用法としては、仮眠・休憩がトップになります。

通勤時間1時間越え

さて、通勤時間が1時間を超えて、2時間近くの方は、映画の視聴もできますが、通勤時間を有益に過ごすためには、タブレットや薄型軽量のパソコンを活用して、仕事関係の業務を準備することもできます。

Wi-Fiルーターなどを利用すれば、電車がオフィスになります。ただ、業務上の秘密情報などは、注意して扱う必要があります。

また、この時間を趣味の制作などに充てれば、充実した通勤時間になります。このほかにも通勤社内におけるストレッチなどもインターネットでアップされているので、ご興味のある方はご覧ください。また、企業のマーケターは通勤時間を市場調査の時間として活用しています。

(画像はイメージです)

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