早く退社し、夕方の時間を有効利用!「ゆう活」で充実のひとときを
2018.11.30
「ゆう活」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。朝の時間を有効活用する「朝活」は広く使われている言葉ですが、「ゆう活」は、朝活と比べると使われる頻度は低めの状況となっています。
しかし、夕方の時間を有効に利用する「ゆう活」では、有意義な時間を過ごすことができます。今回は、「ゆう活」についての理解を深めてみましょう。
ゆう活とは、夏の夕方の時間帯に有意義な活動をしながら過ごすことを指す言葉で、政府が働き方改革の一環として推奨しています。
夏場は夕方の遅い時間帯であっても比較的明るいことから、夕方の早い時間帯に退社すれば、帰宅後であっても好きな活動をする時間が十分に確保できます。
政府としては、ゆう活を有意義なものとするため、朝の早い時間帯に仕事を開始し、夕方は普段よりも早めに仕事を終わらせることを推奨しており、充実したひとときを過ごすことによって多くの国民に豊かさを実感してもらうことを目指しています。
ゆう活のために、朝の早い時間帯から仕事を始めることは、慣れないとつらく感じてしまいがちですが、早い時間帯に仕事を開始すれば、夕方の早い時間帯に仕事が終了することがメリットとなります。そのため、夕方以降の時間を自由に利用することができるのです。
例えば、ゆう活によって出社時間と退社時間がそれぞれ1時間ずつ早まれば、夕方以降の時間が普段よりも1時間長くなることになりますが、1時間早く退社できれば、取り組みたい活動の幅が広がります。
例えば、ゆう活の時間帯を有意義に過ごす活動しては、趣味の時間として過ごすことがあげられます。
例えば、買い物に出かけたり、フットサルやバブルサッカーなど、注目度の高いスポーツを楽しんだりすることができます。
そのほか、ゆう活に習い事をするのも有意義な活動と言えます。業務のスキルを高めることを目的として、英会話教室やパソコン教室に通ったり、ダンス教室やヨガの教室に通ったりして、身体を動かすのも良いでしょう。
また、ゆう活の時間帯を家族と一緒に過ごすと、楽しいひとときを過ごせます。もし、小学生の子どもがいる家庭である場合、子どもは夕方までには帰ってくることが多いため、子どもと一緒に遊んで楽しむこともできます。
子どもと一緒にキャッチボールで遊んだり、近くの公園で気の趣くままに遊んで過ごしたりするのも良いかもしれません。
さらには、一日の疲れを癒やしたり、ゆっくり休んで過ごしたりするのも良いでしょう。同僚や気心知れた仲間と明るい時間から冷たいビールで乾杯すれば、夏の暑さを吹き飛ばせるうえに、一日の苦労も吹き飛んでしまいます。
もちろん、ゆう活だからといって、なんらかの活動をしなければならないわけではありません。夕方以降の時間を長めの休息時間として過ごすことも、ゆう活ならではと言えるのではないでしょうか。
早い時間帯にお風呂に入り、早い時間帯にご飯を食べながらゆっくりと過ごすことも、立派なゆう活です。
ゆう活を実現するためには、終業時間を守ることが基本です。
早い時間に仕事を開始しても、終業時間がいつもと同じであれば、ゆう活の時間が確保できなくなるだけでなく、労働時間が増えてしまい、豊かな状況からはかけ離れてしまいます。
ゆう活は、働き方改革の一環として実施されていることを考えれば、終業時間を守り、ゆう活の時間を確保することが重要と言えるでしょう。
ゆう活の目的は、豊かな暮らし方を実現することにあります。ゆう活の過ごし方は人それぞれとなりますが、夕方の時間を自分自身に合った形で有意義に過ごしてみましょう。
(画像は写真ACより)
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