働くママなら知っておきたい!子育てと仕事を両立させるためのポイント
2018.10.31
子供を産んで育てることは、母親にとって大きな喜びですよね。しかし今は、子供を育てながら仕事をする女性も増えていますから、育児と仕事の両立に悩む女性も少なくないでしょう。
子供を産む前と同じように働こうとしてしまうと、挫折してしまう原因になります。子供を育てることは、効率化したり、計画通りに進めたりできるものではありませんから、どうしても子供中心の生活になります。
そのことを踏まえて、仕事と両立させるための方法を探すことが大切です。
子供は急に熱を出したり、思わぬケガをしたりと、目が離せません。ですから、子供優先にすれば、仕事が疎かになることは目に見えています。
ですから、「完璧にこなそうとしない」ということを念頭に置くことが重要なのです。子育ては、母親でなくてはできないことも多く、簡単に代わってもらえるものではありません。
そして仕事も、突発的なトラブルなどで、帰りが遅くなったり、急ぎの対応が入ったりすることもあります。
ですから、どちらも完璧にこなそうとすると、どう頑張ってもキャパオーバーになってしまうのです。
初めから「頑張りすぎない」ことを意識することが、育児と仕事を両立させる上では欠かせないのです。
仕事も家のことも同じように頑張ることはできませんから、家事は最低限のことをこなす程度にしておくことも大切です。
女性が家事を担当することは多く、働く母親にとっては大きな負担となります。ですから、食器洗いを食洗器に任せたり、ロボット掃除機などを使って留守中に掃除をしたりすることで、自分で行う家事の量を減らすことが大切です。
また、乾燥機付きの洗濯機も活躍します。音の静かなタイプを選べば、夜、寝ている間に洗濯から乾燥まで行ってくれるので、自分で洗濯物を干す手間が省け、他のことに時間を使うことができますよ。
そして、買い物ややり残した掃除などは、休みの日にまとめて行えばよいのです。平日の家事が減るだけでも、大きな負担減になります。
買い物はまとめ買いして、作り置きのおかずなどを用意しておけば、平日に食事の準備をする手間もいくらか軽減できますから、上手く手抜きをしましょう。
子育てと仕事を両立させることは大変なことです。これまでの仕事をこなしつつ、育児という新しい仕事が増えるわけですから、キャパオーバーになってしまうことは仕方のないことです。
仕事量が多く、タスクをこなしきれないのならば、上司や同僚に相談し、仕事を分担するなどして負担軽減するための工夫をすることが大切ですよ。
また、家のことであれば、両親や旦那さん、兄弟などに協力してもらい、家事や育児を少し代わってもらうなどすると、心身共に負担が軽くなります。頼める家族がいない場合には、ベビーシッターを雇うなどという方法もあります。
また、食事の準備や片付けなど、手伝ってもらえるところは力を借りることも大切です。食器を並べたり下げてもらったりするだけでも、いくらか母親の仕事は減ります。
どうしても、育児中は子供が中心になります。いくら仕事があるとは言え、急な発熱やケガ、保育園や学校の行事などがあれば、仕事を休んで子供に時間をかけたい時もあるでしょう。
その時、できる限り会社に影響が出ない方法を選ぶことも、仕事と育児を両立させるためには重要です。
フルタイム勤務にこだわらず、融通の利きやすい勤務形態に変えることも検討しましょう。
パートタイムや時短勤務、または自宅で働ける在宅ワークも充実していますから、自分の生活スタイルに合った方法を探してみることは重要です。
また、フルタイムで働く場合には、企業の支援を活用しましょう。
企業でも育児に対する理解は深まりつつありますし、制度としても、子育て支援や育児休暇などを上手く活用して、仕事と育児のバランスを取ることが大切です。
また、地域でも育児支援をしているところはあります。自治体によっては保育園に代理で迎えに行ってくれるサービスや、子供を預かってくれるサポーターという役割がある地域もあります。
上手く活用して、家庭ではフォローできない部分は地域のサービスに任せましょう。
子供が小さい内から共働きする家庭では、家を留守にする間、子供をどうするかということも重要なポイントです。
早めに保育園に入れたいと考えている人も多いでしょうが、保育園を選ぶ時にもポイントがいくつかあります。
まず、保育園に入れるなら0才がおすすめです。なぜかと言うと、保育園は0才児クラスから1才児クラスに持ち上がるため、1才児クラスは募集数が少なく、入りにくいのです。
そのため、より募集数の多い0才児クラスに入れておくことで、保育園に入れやすくなるというわけです。
ただし、激戦区では入園が難しくなるので、4月というタイミングを逃さないことが重要になります。育児休暇は1年から1年半取得できるようになっていますが、丸1年育児休暇を取った場合、4月のタイミングでの入園を逃してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
また、保育園に入る時には、長期勤務、共働き、祖父母別居など、自宅で子供を育てにくいかどうかという環境によって点数が付けられます。
この点数が高い程、つまり子供を育てにくい環境にある程、保育園には入りやすくなりますから、自営業やパートタイム、時短勤務などでは点数が低くなり、入園が難しくなる可能性もあります。
入園を考える時には、事前に自治体のホームページを確認し、自分がどれくらいの点数になるのか把握しておく必要があります。
日本では、母親とはこうあるべき、という考えが根強いですが、フランスは自由です。
日本では添い寝や赤ちゃんのすぐそばで母親が眠るというのが当然ですが、フランスでは生後1週間で別々に寝るようです。泣き声がした時だけ行き、おむつ替えや母乳などをあげるということですね。
そのため、母親が睡眠不足になったり、育児ノイローゼになったりするリスクは少ないと言そうです。
母乳へのこだわりもあまりなく、早い段階で離乳食に切り替える上、離乳食も手作りではなく売られているものを使用する母親が多いようです。
さらに、幼稚園や学校での決まりも少なく、手作りの手提げやランチョンマットを持たせたり、名札や帽子を付けさせたりする必要もないと言います。
出がけに子供の支度で時間を要する日本の母親とは、環境が大きく違っているわけですね。
また、学校側も共働きを前提にしているため、子供を校舎の入り口まで送ったり、保護者面談をいつでも受けられる体制を整えていたりと、親の不安や要望に応える環境ができあがっています。
学校行事のために仕事を休む必要もないため、母親でも育児をしながら働きやすい環境が整備されているというわけです。
日本ではまだまだ母親にかかる負担が大きいですし、企業側の理解が進んでいない場合もあります。
しかし、家族や同僚などに助けを求めるところは求め、手を抜けるところは抜くことが、上手く子育てと仕事を両立させていくためのポイントだと言えます。
(画像はPixabayより)
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