飲料を効果的に活用して仕事の生産性を高めよう

2018.10.01
仕事に飲料は欠かせない

みなさんは、職場での飲み物には何を選びますか。飲料には、コーヒー、紅茶、緑茶、ジュース、スポーツドリンク、エナジードリンク、ミネラルウォーターなど多くの種類があります。

仕事の合間に口にする飲料は、単なる水分補給としての目的だけではありません。飲料の種類によっては仕事の息抜き、気分転換、集中力アップに効果的です。

例えば、昼食後に眠気を覚まして頭を覚醒させるためにコーヒーでカフェインを摂取する、残業時にエナジードリンクを飲んで疲労を回復させるなど、飲む時間帯・目的、気分や体調より飲料を選び、使い分けている人も多いでしょう。

眠気を感じたらコーヒーのカフェインを摂取しよう

やはり、コーヒーのカフェインは、頭の覚醒、眠気覚ましに効果的です。脳の中枢神経を刺激することにより興奮状態を生み出し、頭を覚醒させるといわれます。

コーヒーのカフェインの覚醒作用は、摂取直後から効果が始まります。それゆえ、眠気覚ましにコーヒーを飲む場合、眠気を感じる、眠くなる瞬間が飲むタイミングです。

ただし、朝の時間帯は、コーヒーのカフェインによる覚醒作用の効果は期待できません。起床後、体内ではコレチゾール・ホルモンが分泌され、血糖値や血圧が上昇し、身体を覚醒させる働きがあります。

ミネラルウォーターは常備しよう

人間の身体を占める成分のうち、約70%は水分です。体内の水分量が減り、脱水状態に陥ると血流が悪くなり、代謝は低下します。血液循環の悪化により、全身に血液、酸素、栄養素が十分に行き届かず、脳の酸素・栄養が不足し、思考力・集中力は欠如します。

また、体内の水分が減り、代謝・血液循環が悪化すると、疲労物質、老廃物は体外へ排出されず、疲労が蓄積します。

水分不足は、肉体・精神面において多くの不調が生じます。例えば、思考が詰まった時、疲れが全く取れない時、全く水分を摂取していなかったことはありませんか。身体にとって水分は非常に重要であり、コンディションが良くないと感じる場合は、普段以上に意識して水分は摂取するようにしましょう。

リラックスしたい時には緑茶・紅茶を選ぼう

緑茶・紅茶には、リラックス効果があります。緑茶・紅茶に含まれるカフェイン量は、コーヒーのカフェインより少なく、カフェインは緩やかに効き、リラックス効果を生みます。

特に、ルイボスティーには、ミネラル、ビタミンが豊富に含まれ、集中力の維持に効果的です。なお、カフェインは含まれません。また、緑茶には、抗酸化作用があります。喉が痛いなど風邪の兆候を感じる時に、緑茶はおススメです。

ストレス解消、疲労回復に効果的な栄養素がある

ストレス解消、疲労回復には、テアニン、クエン酸の摂取が効果的です。テアニンには一時的なストレスを軽減する作用があります。また、レモンなどに含まれるクエン酸には、疲労感の軽減、疲労回復に効果があります。

仕事中に避けるべき飲料とは

ジュース、スポーツドリンクは糖質の吸収は早く、血糖値の変化が激しくなり、眠気を引き起こす要因になります。ジュースの摂取後、一時的に血糖値は急上昇し、その後、急激に下がり、強い眠気を生じさせます。

二日酔いにはスポーツドリンクが効くともいわれますが、運動用の飲料であり、仕事向けとは言い難いです。

(画像はPixabayより)

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