毎朝起きるのが苦痛…スッキリ起きるための改善法ってないの?

2018.07.31
朝起きられない、こんな症状ありませんか

「目覚ましをいくつセットしても起きられない」「目覚ましがいつ鳴ったのかもわからない」「起きてもいつの間にか二度寝をしている」「起きたあと眠気がとれない」ということはありませんか。

仕事に関係することであれば、信用問題にも繋がりかねない問題です。気合が足りないから…、やる気がない…と気持ちの問題を指摘されることもあるかもしれませんが、朝起きられないのはいくつかの原因がある場合も多いものです。

ここでは起きられない原因と改善方法について解説します。あなたに当てはまるものがないか、ぜひご一読ください。

朝起きられない原因

朝起きられない原因は単に睡眠が不足している場合のほか、生活習慣の乱れのほか
ストレスによるもの、病気によるものといった原因が考えられます。

睡眠不足
平成27年の厚労省の調査では、日本人の睡眠時間は6割以上が7時間未満であるという結果が出ています。人によっては5時間未満というケースもあり、睡眠不足である人が多いのが現状です。

平日に短い睡眠時間で過ごし週末に寝だめする、という習慣も疲労が蓄積し、睡眠不足に陥りやすくなりますので注意が必要です。

生活習慣の乱れ
スマホや動画など夜更かしや、夜遅い飲食、眠る直前に熱いお風呂に入る、眠る前まで仕事や勉強を続けている、スマホなどの画面を就寝直前まで見ているなどの行動も脳を興奮させ、眠りにくくする原因になります。

ストレスなど精神的な原因
仕事やプライベートの対人関係で感じるストレスも気持ちを興奮させ睡眠に入りづらくする可能性があります。

病気によるもの
病気による心身の不調も睡眠不足の原因になります。ストレスが蓄積することにより発症しやすくなるうつ病などメンタルの病気や睡眠時に呼吸が止まり不規則になる睡眠時無呼吸症候群などがあげられます。

うつ病では眠れない、眠っても夜中に都庁覚醒してしまう。という睡眠の障害も症状の一つ。十分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず、日中に眠気に襲われる場合には睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

スッキリと起きるための改善策

朝気持ち良く起きるためには良い睡眠をとること、十分な睡眠をとること、という睡眠の量と質を高めることが大切になります。

生活習慣の改善
生活改善は夜更かしを控えるほかにも、食生活を規則正しくする、野菜などバランスの良い食事を心がける早寝早起きを心がけるといったことのほか、適度な運動を行うことも良い睡眠に繋がり朝スッキリと起きることにつながります。

眠るための環境づくり
気持ち良い睡眠と目覚めのためには、眠るための環境づくりも大切です。

寝具や枕を綺麗な状態にしておくことはもちろんですが、眠る前に適度な温度のお風呂に入ること、眠る前に激しい運動を控えること明かりを暗くして眠る環境を整えることなどが大切です。

朝にできること
朝に日の光をあびることは、体内時計を正常にし目覚める助けになります。

また、起きた後ぬるま湯などを飲むことも体の機能を活性化するために役立ちます。朝起きてすっきりしない、という状態であればこうした体を活性化する方法を試すのも良いでしょう。

医療機関の受診も一つの方法

ストレスや病気が原因の場合は、医療機関への相談が心身を回復させ、良い睡眠と目覚めに繋げる鍵になります。

睡眠導入剤や精神安定剤などの薬剤を補助的に使うのも良いでしょう。特に睡眠時無呼吸症候群は、適切な治療機器の導入や医師よりの指導を受けることで寝不足が解消しやすいのが特徴です。

寝不足は仕事や生活に支障をきたすだけでなく健康に影響が出る可能性もあります。生活習慣に問題がなく、眠るための方法を試しているにも関わらず朝起きられない状況が改善しない場合には専門化の助言を受けて見ることをおすすめします。

(画像は写真ACより)

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