仕事にならない!PMS(月経前症候群)を改善する6つの方法
2018.07.01
整理前になるとイライラが止まらない、痛み止めが手放せない、家族にあたってしまう、痛みがひどくて学校や会社を休んでしまうことがある、などといったことはないでしょうか。
こうした症状はPMS(月経前症候群)と呼ばれるものです。
PMSの症状は人によりさまざまで、むくみや肩コリ、食欲が出てくる、むしょうに眠くなる、お腹が痛くなる人など体に出る人もいます。
また、イライラしてしまう、怒りっぽくなる、ネガティブになってしまうなど、精神的に不安定になる人もいるようです。
PMSは毎月のことだから、とあきらめている人も多いのではないでしょうか。
ここではPMSを乗り切るため6つの方法をご紹介します。
低用量ピル
ピルの使用に抵抗がある方もいるかと思いますが、
医師のアドバイスの下適切に使用することで、体調管理の方法として役立てたいものです。
漢方薬やサプリメントの活用
漢方薬には血行を促進するなど、体の状態をゆっくりと変えていく作用があるとされています。内科や婦人科の診療をしている医療機関で処方している場合もあります。
低用量ピルで気持ち悪くなる方や副作用が怖い場合には漢方を試してみるのも良いでしょう。独特な風味があり、好みが分かれますので専門家に相談の上、少しずつ試してみましょう。
サプリメントは食事だけでは摂取しきれない栄養素を補うのに役立ちます。チェストツリー、プラセンタといったサプリメントはPMSへの効果が期待できます。
各種サプリメントと合わせて専門家のアドバイスの下、服用してください。
アロマテラピー
PMSで心が落ち着かない時は、香りの効果を期待して見るのも良いでしょう。
アロマテラピーは香りによりさまざまな効果があると言われていますが、自分の好きな香りを知っておくことが気分の安定に一番プラスになるでしょう。
普段からお気に入りのアロマを手元に置いておきましょう。
ツボの刺激や血行の促進
血行が良くなることで体にいい影響が期待できます。お風呂やシャワーの活用やツボへの適度な刺激による血行促進もおすすめです。
食生活の改善
PMSの時は体内環境がデリケートになっているもの。体内の血糖値や水分などのバランスもとることが大切です。
食欲がある、イライラするといった時には甘いものを食べたくなりますが、穀物や芋類などを食べて緩やかに血糖値を上げるようにしたいものです。
また、カフェインや香辛料など刺激が強いものも控えるようにしましょう。腹痛や腰痛、むくみなどの症状には利尿作用のある木の実や全粒の食品の摂取をおすすめします。
アルコールや塩分の摂取は控えましょう。
睡眠。休養をしっかりとる
栄養素や薬の摂取と同様、PMSを乗り切るために大切なのが睡眠や休養です。
仕事や生活の事情が許す限りゆっくりと体を休めるようにしてください。
睡眠、食事、薬など全てに共通して言えることですが、自分の体にゆったりと心地よいことをする、ということがPMSを穏やかに乗り切るために必要なことです。
PMSは毎月のこと、しかも女性の人生の中でも大きな時間を占めています。
できれば気持ち良く過ごしたいですよね。家族や周囲にも話をした上で理解をしてもらい、心と体がゆっくりとできる時間を過ごしてください。
(画像は写真ACより)
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