今の仕事に満足しているのかを確認してみよう！

100％を満たした仕事はほとんどない

仕事を選ぶ基準は色々とあるでしょう。給料の良さや人間関係の良さ、やりがいがあり楽しい職場であるとか距離が近く通いやすいなど理由は様々です。

しかし、自分が望んでいるあらゆる条件を100％満たせるような仕事に勤めていると断言できる人はほとんどいないでしょう。そもそも、可能であれば働かないで生活していたいという気持ちがある人ならば、働くという選択肢を選んでいる時点で100％の条件に達成することはありません。

それを踏まえた上で考えてもらいたいのが、今の仕事に満足していると言えるのかどうかです。この満足のラインがどこにあるのかでこの答えは大きく異なってきますし、人によって考え方や存在のあり方が異なるので答えも変わってきます。

満足していないかどうかをチェックする

満足するラインを見定める作業というのは重要ではありますが、自分自身を騙し続けてしまうことで過った見定め方をしてしまうケースがあります。

特に注意してもらいたいのが、本当の自分の目標に突き進んでいないため自分自身が充実していると感じることが出来ずに満たされていない人たちです。

自分よりも他人を優先して、断りたいのに断れず、納得できない事柄も「仕方がない」の一言で諦めてしまい、この諦める姿勢に対しても「安定した生活のためにはやむを得なかった」と正当化してしまう人はポイントのズレに気がつかないことがあります。

このような状況にある人たちは、いくら他人から見ても成功している人生と言われても、どこかで自分自身を納得させることが出来ずに、空虚さに満たされてしまい、充実した満足感を得られないのです。

親しい友達や同僚の成功を羨んでしまったり、嫉妬心を抱いている方も注意しましょう。その人たちはどこかで今の自分自身の状況に納得していません。

どこで満足と言えるラインを引くのか

この満足と言えるラインを明確にして、合格している仕事をしている人は報われていると言えます。問題なのはこのラインがあやふやな人です。

満足できるラインがあやふやで、自分に合っている仕事がなんなのかがわからないという人は「この仕事はやりがいがない」とか「満足できる仕事内容ではない」という理由で、転職を繰り返す可能性があります。

こうなると仕事人としても人としても成長が出来ません。そうなる前に満足するラインを見つけて、今の仕事に納得してもらう必要があります。

そこでまずは考えてもらいたいのが、その仕事はやりがいがあるのか、給料は納得できるものなのか、人間関係は大丈夫なのかの3点です。これら3つを満たす職場はなかなかないでしょうが、2つが満たされているのかどうかを考えてください。

仕事にやりがいがあって給料も高いという人ならば、人間関係が厳しくてもやっていけます。人間関係が整っており給料も高いけど仕事はそこまで面白くないという人でも、その状況の良さに納得して満足することが出来るでしょう。

問題となるのはこの3つのうち、1つしか満たしていない方々です。もちろん、1つも満足するものがない場合は論外であり、そこにいる理由はありません。今すぐにでも転職することを強く推奨します。

人間関係は良くても給料が安くやりがいがほとんどないという方は満足できるのか、これを考えたときに意識してもらいたいのはその人の重視するポイントとなります。人間関係が一番重視しているポイントならば耐えられるでしょうが、やりがいを重視している人は耐えられないでしょう。

逆にやりがいすらあれば、他のものが欠落していても働くことが出来るという人ならば、人間関係に多少のトラブルがあっても、給料が多少安かったとしても納得して仕事を続けられます。

これらの3つの点から、自分の満足できるラインをはっきりさせて、OKならば頼れるプロフェッショナルになるように仕事のスキルを上げつつ人間性を磨いていきましょう。NGだったのならば、別の職場に移ってまた満足できているのかをチェックしてください。そうすることが、仕事に満足を得る手段なのです。

(画像は写真ACより)